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2020-07-27 18:00:00

おはようございます!

こんにちは!

ごめんください!

 

元気なご挨拶とともに、

お子さんたちのOleaでの生活がはじまります。

 

HPプログラム.jpg

 

その日のプログラムは、予定表(食事のメニュー付き)ような形で示しています。

とはいえ、1日の流れで何をしようか…と

子どもたちが困ったら見るものという位置づけのもので、

基本的には、時間の軸となる食事などのいくつかのプログラム以外は、

その都度、「何をしようか」と子どもたちと相談しながら進めています。

 

最近、子どもたちが気にするのは、もっぱらその日の食事のメニュー!

それがわかれば、その他は示した予定表の

午前午後のプログラムが変わっても、子どもたちは全く問題ありません。

 

相談はしつつも、あえて予定を変更してみる、そして子どもたちが応じる…

逆に、子どもたちから相談があり、そして大人が応じる…

 

見通しをもつことは大切ですが、ファジーな部分を受け入れることが

できることも、くらしを営む上では大切です。

 

このように、子どもたちからも折衝する機会

(「これやってみたい!」に極力応える)を設けているので、

 

 次はどんなことが起きるのか、

 自分はどのように関わることができるか、

 

じっと大人の様子に耳や目を傾けます。

 

と言っても、

ピリピリ緊張モードだったり、

何かを伺い知ろうとしたりするのではなく、

ごっこ遊びをしたり、好きなテレビ番組を見たりしている時に、

なんとなくこちらの様子を気にかけているという感じです。

 

日常的によくあるのは、

ごはんづくり、個別学習や買い物散歩などの後、

「ゆっくりしていていいよ。」

と声を掛けると、それぞれが思い思いにのんびりしはじめます…

 

が、気になるのは、私たちの会話や動き。

 

 「もう〇時かぁ、●時から**しようか」

 「そうしよう」

 

子どもたちの耳がピクンと動きます。

 

またある時は、

 

 「☆☆の準備するね。」

 (ガタゴト…と☆☆の準備)

 

子どもたちの方角から熱い視線が注がれ、

スッといつの間にか隣にいたりします。

 

すかさず私たちから子どもたちへ一言。

 

 「やる?」

 

子どもたちから返ってくるのは、真剣な力強いまなざし。

 

あとは、「お願いします!」だけで、次々と事が動き、

あっという間に進んでいきます。

 

これは、人への興味や暮らしへの関心の賜物。 

子どもたちは、本当によく見て、よく聞いて、よく理解しています。

 

 

このように私たちは、ここでの生活の流れをつくり、

子どもたちが興味をもって、

自分からこの流れに入ってこれるような仕掛けづくりに専念しています。

 

 気づいたらできちゃった!

 前回おもしろかったからまたやってみよう!

 

という気持ちと記憶になるように交渉はしますが、強制はしません。

 

このような気持ちを引き出すことが、生活スキルの向上はもちろん、

最後までやり切る力を育んでいくと考えています。

 

残念ながら、即効性のあるやり方ではないかもしれませんが、

そのぶん時間をかけて、ゆっくりと人と関わる力や感情をコントロールする力を

育みながら歩んでいきたいです。

 

 

現在、Oleaでは個別での見学・体験を行っております。

8月は、個別でのプログラムの実施も可能です。

 

一緒に子どもたちのくらしを豊かにしませんか?

是非、お手伝いさせてください。

 

くらしのまなび舎 Olea は、どの地域のお子さんも通室可能です。

Contactよりご連絡をお待ちしております。