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みなさまこんにちは。くらしのまなび舎Oleaの五味です。
4月1日は多くの方々と同じように、Oleaにとっても節目の日でありまして、本日で6年目に入りました。
昨年の4月1日はどんなことを書いてたっけ...
あ、今日と同じ雨模様で、、、桜はまだ咲いてなかったんだ...でした。
そして、去年は「エージェンシー」について書いていました。
(昨年の4月1日の記事はこちらです。)
結論としては、お子さんたちにとって、Oleaは自分のエージェンシーを発揮できる場でありたい...ということを書いていたのですが、1年やってきてみて、その目標に向かって進んでいけてたんじゃないかと思っています。
というのも、実はひっそりとOleaのホームページにコンテンツページが増えておりまして…
温泉の街・伊東の住宅街に佇む小さな食堂~なぎ食堂~
↑こちらになります↑
前回のコラムで、「知的障害や発達障害のあるお子さんの幼児期から青年期までの個々の育ちに応じた一貫性のある本物のまなびができる場」づくりが軌道に乗ってきた...と書かせていただきました。
このことの種明かしをしますと、これまで取り組んできた【幼児期から学齢期に積み重ねておきたい生活スキルやコミュニケーションのまなび場】に加え、【「はたらく」という学校卒業以後のまなびを本物の環境の中でできる場】をこの1年とちょっとぐらいの間に作っておりました。
これが、このコンテンツページの正体になります。
わたしは「はたらく」ということは「他者に対して何かをすること」であると思っています。誰かに対し自分がはたらくことによって、誰かがもっと良くなっていくさまを見聞きして、その誰かがそれを実感してくださることをとおして、私自身のエージェンシーを発揮できているように感じています。
こうした感覚を、Oleaのお子さんたちが、この「なぎ食堂」で具体的に実感してもらいたく...もちろん、食堂だけでなく他の「はたらく」場も今後つくっていきたいと思っていますが、まずは、最もわかりやすい実店舗という目の前にお客さんがいる環境で「はたらく」を体験し、お子さん自身がエージェンシーというものを経験の中から感覚的に身につけてもらいながら、コミュニケーション等の「はたらく」に必要な様々なスキルやノウハウを磨いていってもらいたいなぁ...と考えています。
こんな感じで、この1年も引き続き、お子さんたちの生活する力・生きる力のまなび舎として、チャレンジしてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
みなさまこんにちは。くらしのまなび舎Oleaの五味です。
東京では、3月に入って雪がちらつく日が何度もあるという状況ですが、肌がしびれる、皮膚が張り裂ける、というほど寒くて乾燥する日は少なくなりました。
今年はしっかりと冷え込んだこともあり、梅の花が大振りでしっかりとした花模様を見せてくれていたと思ったら、Olea農園では、冬の間じんわりじんわりとそだってきた白菜の真ん中がパッカーンと割れて、その割れ目から綺麗な黄色の花がニョキニョキ咲いちゃったりしております。
季節は進んでいる...ということは、暦も進んでいるということを実感する日々だったりします。
最近はおかげさまで、私どもも様々な分野の方々とお知り合いになっていただける機会を頂いております。各分野の第一線でご活躍なさっている方々の刺激を受けながら、お子さんたちのまなびにつなげられる接点はないかと模索しています。
なぜ、そのようなことをしているかというと、Oleaに通室されるお子さんの中には、学校卒業後のくらしのまなびも必要になってきた世代の方がいます。
Oleaはもともと、生活スキルやコミュニケーションといった基本的な社会性のスキルを習得すること自体を目的とはしておらず、学校卒業後の長い人生をどのようにくらしていくかという社会人としてのくらし方のスキルやノウハウを身につけることまで含めて、Oleaでのまなびの目的にしています。
そこで、「はたらく」ということだったり、大人としての「あそぶ」ということだったりを、実践的にまなべる場づくりを2023年の後半からスタートし始め、2024年はある程度定着してきたかなぁと実感しています。
また、これと並行して成年後見や相続・贈与といった法的な制度の知見も深め、大人になった後の財産管理や療養看護についてのご相談対応もできるように準備してまいりました。
こうした、知的障害や発達障害のあるお子さんの幼児期から青年期までの個々の育ちに応じた一貫性のある本物のまなびができる場、そのようなお子さんが成人になった後の様々な社会保障制度等の療養看護に関することの相談や対応ができる場、というのが、Oleaの価値として胸を張っていいことなんだろうなぁと思う今日この頃です。
具体的にどんなことをやっているか等、ご興味をもっていただけるようでしたら、一度ご連絡を頂けたらと思います。お待ちしております!
平常運転のくらしのまなび舎Olea五味です。
みなさまこんにちは!
今月もあと1週間、、、2025年に入って2ヶ月があっという間に過ぎていこうとしているわけですが、今年の2月は寒いですね。
余りにも寒すぎて、東京では空気がカラカラに乾燥して、指や唇がパキパキ割れてしまいます。皮膚を補修するクリーム類があっという間になくなっていきます。
早朝にクルマに乗る時なんかも、普段はフロントガラスが結露して、霜が降りて、凍り付いて、しばらく走れない、という状態になることがこの時期は多いのですが、そのようなことはまったく起きません。空気中の水分がよっぽどないんだなぁ、、、と実感させられます。
Olea農園に目を移すと、やっぱりカラカラ。
この時期の作物たちは、みなさまご承知のとおり、生長がゆっくりで養分も水分もそんなにいらないよ、とおっしゃるのですが、さすがにパラっと雨が降ったりすると、2~3日後にはひとまわり大きくなっていたりします。なので、様子を見ながら水撒きなんかもしたりしています。
また、2月中旬に入ってからは、ヒヨドリが食べものみっけ!とばかりに、バリバリとついばんでくれたりしているので、あわてて不織布のカバーをかけたりもしています。
そんな作業を子どもたちとともに行い、見守り、育んだOlea農園のお野菜は、今日もOleaの食卓を彩っています。
また、2月も終盤ということになりますと、4月以降の生活に向け、進路や受験(受検)だったり余暇時間の使い方だったり、と大詰めの時期かと思います。Oleaにも相談にいらっしゃる方が増えてまいりました。
Oleaでは、お子さん一人ひとりの状況に合わせて、自分で生活を進めることができる時間を増やし、かつひとりでも安心して過ごせる力を身につけるべく、本物の経験ができる場をつくり、お子さんたち一人ひとりと向き合い、育んでまいります!
具体的に、どんな場所でどんなことをどんなふうに...とご興味をもっていただけましたら、是非お問い合わせください!お待ちしております。
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaです。
今年もよろしくお願いいたします。
2025年、みなさんはどんな1年にしたいですか?
Oleaはまだまだやりたいことがたくさんあります。
それらをひとつひとつ着実にかたちにしていきたいと思っています!
その様子はこちらのホームページや日々の様子をお伝えしているInstagramでお伝えしていきます。
さて、1年のはじまりにどんなお話をしようか考えてみました。
Oleaって何をしているの?という話がいいかなぁと。
Oleaは生活するためのスキルだけでなく、それをまなびながらコミュニケーションやそれを支える気持ち・やりきる力を育てています。
切りとったスキルができるようになっても、その目的や前後の文脈が理解できてこそ生きてくる力だと考えています。
またもうひとつ大事にしていることは、合間の時間の過ごし方。
今の日本の制度の中では、特別支援学校高等部卒業後、放課後等デイサービスの利用ができなくなるため、家に帰ってくる時間も学校時代より早くなり、はて......というお子さんが少なくありません。
そういった状況をふまえ、自分で生活を進めることができる時間を増やし、かつひとりでも安心して過ごせる力をつけています。
ひとりひとりのできることや好きなことを一緒に探して、安心してリラックスできる環境を自分でつくる力を養っています。
そんなことできるの?
はい、Oleaだったらできるんです!本当に。
『生活力』誰もが大事だと思われることでしょう。
Oleaでは、お子さんひとりひとりの得意を見極め、ひとりひとりの方略でプライベートに育てます。
今年もいろいろな出会いを楽しみにしています。
みなさん、こんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今年も残すところ、あと数日となってきました。
今年はどんな1年でしたか?
Oleaは、これまで大事にしていたことをもっともっとふくらませたり、新しいことにもチャレンジしたりという1年でした。
そんな1年の締めくくりにふさわしいエピソードをご紹介。
あるお子さんのご家族とお話していたときのこと。
「今日の朝、『Oleaは成長する場所だから。絶対休まない!』と、はりきって行ったんですよ」と。
驚くとともにとてもうれしい言葉でした。
お子さんに直接「ココが課題!」とか「これが成長!」など言うことはありません。
お子さんの感覚として、実感として、Oleaに行くと何かが変わる、なんか自信がつく、といったことがあるのかなぁと。
Oleaでは、お子さんと正面から向き合っています。
だからこそ、お子さんからの発信には全力でこたえます。
ともにあそび、ともに食べ、ともに寝て…同じときを過ごします。
ときには、おかしいことはおかしいとしっかり伝えます。
でも、頭ごなしに言うことはありません。
なるべくそのレッスンの中でお子さんの腑に落ちるところまで伝えるようにしています。
とはいえ、次のレッスンに来てくれるだろうか…と心配になることもありますが、意外とお子さんたち納得して来てくれます。
少しの気まずさをもちつつも(これも大事な感情)、自分がどうあるべきかを思考している姿が見られます。
そして、Oleaではその気まずさも思考もなかったことにせず、もう一度ふりかえるようにしています。
決して楽しい時間ではありませんが、将来が変わっていく時間かなぁと思っています。
(中には「Oleaに行きたくない…」というお子さんもいますが、それは素直な感情で、当たり前だと思います。そうなったらどうするか…知りたい方はお知らせください!)
このような向き合い方がお子さんにも伝わっているのならば、それはOleaの思いがしっかり届いている証拠です。
これからもお子さんたちと本気で向き合ってきます!
寒さに体が慣れず、体調を崩さないかと自分自身に自問自答&甘やかし&ごまかしの日々ですが…
みなさま、ご自愛ください。
そして、よいお年をお迎えください。