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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
関東の梅雨入りは6月中旬とのこと。
とはいえ、なんとなく雨が多いなぁという印象。
昨日はすごい雷の音も聞こえてきました。
雷…音を聞くのも光るのを見るのも、苦手です…
苦手なこと、みなさんもあるかと思います。
竹内の場合、雷もそうですが、発泡スチロールがカサカサとこすれる音、トイレットペーパーを袋から取り出すときにペーパー同士がこすれる音がなんとも苦手…
苦手なことは克服しよう!と、課題設定をすることがあると思います。
苦手にもいろいろあって、知らないから苦手と思っていること、本当に苦手でどうしようもないこと、さまざまです。
前者の知らないから苦手だと思っていることについては、まずは知ること、知ることで苦手が解消することもあります。
後者の本当に苦手でどうしようもないことについては、どんなときにどんなふうにその場面が訪れるのかを知ること、そしてどんなふうにそのこと・ものと距離をとったら耐えられるかといった処世術を身につけることで乗り切れるようになることもあります。
簡単に『苦手を克服』と言いますが、覚悟もいるし、これはなかなか時間のかかること。
Oleaに集うお子さんも『◯◯が苦手です』とご家族から伺うことがあります。
その場面を観察してみると、実はやり方(方法や関わり方)を知らないことがほとんどです。
知らないからその場面を避ける、知らないから面倒くさがる…だから苦手だと思われてしまう…そのような構図も…
なので、Oleaでは、まずは知ってもらうことから始めています。(特に感覚に関わるところはどうしても苦手なこともあるので、そこは注意しながら…)
苦手なことに限らず、知ることで世界は広がります。
特に生活に関することは年齢とともに自然と身につくのでは?と思われるかもしれませんが、自分のやることが決まっていたり、サポートが固定されていると、なかなか自分から知見を広げていくことは難しいです。
Oleaでは、その自分の範囲を広げ、サポートを減らしていきます。
さて、竹内の苦手なカサカサ音、どうしているか…
場面に向き合う覚悟と音を最小限にかつ遠ざけるという術(たまに人に頼る…)でなんとか乗り切っています!
こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
先日の投稿で、なぎ食堂(→ こちら )のことをお知らせしたかと思います。
どうしてなぎ食堂をつくったか。4月1日の記事に詳しく書いてありますので、ご覧ください。
食堂と言っても、食事をつくって提供するというのは、ほんの一部のこと。
計画をし、諸運開発をし、仕入れをし、準備をし、お客さんとやりとりをし、商品を販売し、片付けをして、収支の確認をする…
細かく見ていけばもっといろいろありますが、そのいろいろをすべてこなして食堂(商品を売る)ことにつながります。
なので、全てのお子さんが食事をつくって提供する部分だけに関わっているわけではありません。
部分で関わったり、全部関わったりとお子さんの課題に合わせています。
なので、普段の東京・大森でのレッスンでも十分に『働く』ことに関わることができます。
先日は商品開発をするのに、お子さんと相談。
実際につくってみて、お子さんのアイデアを聞いてみました。
大きさ、値段、デコレーションの仕方などなど、いろいろ考えて、提案してくれました。
そのアイデアをもとに、実際に伊東で販売。
その様子を後日大森でのレッスンで伝えるとさらなるアイデアを!
ひとそれぞれの『働く』に触れることができる、なぎ食堂。
これからの進路を考えて、『働く』ということに触れてみたい方がいらっしゃいましたら、是非お問い合わせください。
こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今日から普段通りの毎日です、という方も多いのではないでしょうか。
昨日までOleaでは生活スキルや対人的スキルの向上を大切にしています、という話をしてきました。
通室されるお子さんの中には、まずは安心して過ごせる場所、安心できる人を増やしたいということが目標となるお子さんもいます。
またその安心した中で学習のフォローもしてほしいというご希望のご家庭もあります。
お子さんの負担となる部分はどこなのかを探りながら、時間や内容を決めていきます。
少人数のプライベートレッスンだからできること。
プライベートレッスンでなければできないこと。
あせらず、じっくり、ゆっくりと。
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
連休最終日。どんな気分でお迎えでしょうか。
Oleaは今日もレッスン日!
今日は、基本的生活習慣って何?どうやって育むの?というお話。
基本的生活習慣って何でしょう…
『よく体を動かし、よく食べ、よく眠る』これがまずは基本のようです。
Oleaでは、それに加え、「清潔」「着替え」「排せつ」等も基本的な生活習慣としています。
『よく体を動かし、よく食べ、よく眠る』ことを支えるものでもあります。
いわば『くらし』。
このようなことが自分でできるようになると、くらすことが楽しくなり、興味の広がりやまなびの機会が増えていきます。
こうした「生活意欲の向上」は、将来の「労働意欲への向上」につながっていくと考えています。
では、どのようにくらしをまなんでいくか。
Oleaでは、 『本物でまなぶ』これを重要なことと考えています。
Oleaでのまなびの多くは、「遊び」「学習」「運動」「食事」「入浴」「手仕事」「掃除」「洗濯」などの本物の生活トピックを題材にしています。
(この本物の場を自然な形で設定することも我々の腕の見せどころ!)
こうした場面で必要となる生活スキルを「スキル」として身につけるのではなく、前後のストーリーも含めた「くらし」という形で獲得することを目指しています。
因果関係も大事にしています。お風呂に入るから着替える、料理をするから手をきれいに洗う、などなど。
また、「くらし」を獲得していく中で、大人(パートナー)や友達との関わりをとおし、コミュニケーション力や最後までやりきる力などを育んでいます。
だから、「はじめます」「おわります」をしないのです。生活は流れとして続いていきます。
時間はかかりますが、結果として総合的に力をつけていくにはこのストーリーの中でのまなびが近道だと考えています。
最近の通室生の話。
通室をはじめて5年。
さまざまな生活トピックを自ら進める力はずいぶんついてきました。
とはいえ、きっかけとなる言葉かけはまだ必要です。「次は何をする?」など。
(ここでも具体的に「◯◯するよ」などの言葉かけはせず、お子さんに考えてもらうようにしています。)
まわりの動きなどから「そろそろごはんの準備だな」ときっかけをつかむことができるようにはなってきているので、次はどうやって自分できっかけをつかむか。
それは時間の意識かなぁと思っています。
お子さん、時計は読めても、それを生活のきっかけにはしている様子はありません…
何のために時計を見るのか、どんなときに時計を見るといいか、このようなことも含めて、時間の意識を高めていきたいと思っています。
こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今日はこどもの日。
国民の祝日に関する法律では『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』日ということです。
親でも子でもそれぞれひとりの人であること、それぞれ『おかげさま』と言えること、そんな関係性であるといいですね。
みなさんの解釈はいかがですか?
さて、昨日はOleaが安心できる場所であることを実感してもらうことが第一というお話をしました。
今日は、その後はどうするの?というお話。
Oleaでは、個別相談のときやTrialLessonのとき、また安心できる場所になるまでの間、お子さんをこっそりじっくり観察しながら、お子さんの生活スキルや対人的なスキルの課題を探ります。
観察時のエピソードとともに、『Oleaくらしのアセスメント』というオリジナルアセスメントも実施し、「生活」「行動」「社会性」の3つの側面について全75項目でまなびの定着度をチェックしていきます。
それらをもとに、お子さんそれぞれの課題をご家族にお話し、その後のレッスン内容を決めていきます。
どのお子さんにも身につけてもらいたいことは基本的生活習慣と言われるものです。
これらが「はじめます」「おわります」と言われなくても1つでも多く自分でできるようになることは共通の目標となります。
お子さんの食事や風呂、睡眠などなど、ふりかえってみてください。
どのくらい言葉かけをしていますか?手伝っていますか?
これらのサポートの量を少しずつ減らしていきませんか?