Diary
パートナーのつぶやき...繰り返すということ
みなさんこんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの五味です。
先日あるテレビを見ていて、、、ヒップホップ系ダンスのコーチが簡単な振り付けを即興で考え、それを出演者に教えてみんなでやってみるという場面がありました。私もなんとなしにやってみたものの、イマイチ...ひとえにボディーイメージが弱いのですが、体の動かし方がわからないとか、何度やってもなかなかコツがつかめないとか、いろいろな理由により「できない…(涙)」
そんな自分を「不器用だなぁ」と慰めたりするのですが、そこで諦めるか、それでもできるようになりたいと思うか、ここが大きな分かれ目だと思います。不器用な自分に諦めることなく、なんとしてもできるようになるんだ!と思うとき、どうやってできるようになるか…私の知る限りでは、できるようになるための動き方の工夫を重ねたり、その日その時にできるようになるための目標設定をしながら、「反復練習」していくことが多くの場面で行われるのだと思います。
いわゆる「ドリル」ですね。
Oleaのレッスンは、くらしが主な教材です。物の名前、道具の使い方、他者とのコミュニケーション…例えば主語+助詞+動詞(形容詞)といった基本的な三語文による意思表示などなど、何度も必然的にやってくる生活場面をとおし、実感を伴ったまなびを大切にしています。一つ一つの生活場面は、その日その時次第で同じこともあるし、違うこともあるし...でもすべては「くらし」という必然でつながっています。そうした変化も楽しみながら、くらしを組み立てている自分への自信を深めていけたらと思っています。
パートナーのつぶやき…においを感じる
みなさん、こんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今回は『におい』(嗅覚)についてつぶやきたいと思います。
いいにおい…嫌なにおい…
どんなにおいかな?と、見てにおいをかいでみる、何だろう?このにおい…と、においの先を探してみる…
意外と…口呼吸のお子さんが多いですよね…
お子さんの様子をちょっと観察してみてください。
口があいてしまっていること、ありませんか?
口からでは、においは感じられませんよね…
口呼吸のお子さんも、においを感じないわけではなく、食事場面では食べる前ににおいで確認することも…
ここでは『見る→においをかぐ』という、意識的に嗅覚を使って、わりと強めなにおいで、知っているにおい、好きなにおいだと安心できるようです。
通室生も一緒に料理をするようになって、炒めたり煮たりすると立ち上ってくるにおいを感じるようになってきました。
においも料理のでき具合の指標のひとつになりますね。
食べるときにも、あたたかな料理はふわっと鼻に味を伝えてくれます。
冷めている料理では、あんまり香りは感じられませんよね…
口に入れてみて、鼻に抜ける香りを感じておいしくなることもありますが。
料理から立ち上る香りは食欲もそそります。
お子さんが咀嚼しているときに、口があいているときはあまり香りを感じていません。
なので、舌にダイレクトに伝わる濃い味を好むのだと思います。
におい・香りがわかるようになると、薄めの味でもおいしく食べられるようになります。
いわゆる『うまみ』もおいしさだと気づきだします。
そうすると食べることができる食材も増えてきます。
最近、お子さんが「いいにおい!」「◯◯みたいなにおいだね」など、嗅覚に関する言葉が増えてきました。
『見る→においをかぐ』という場面もありすが、『においに気づく→においの先を探してみる』という場面も出てきました。
嗅覚も環境を把握するための大事なヒントになります。
今は、食べ物だったり、自分から放つプーのにおいだったり…ということが多いですが、生活環境に関するにおいに気づくようになったり、自分が心地良いと思える香りを感じられるようになったりすると、もっともっと自分を取り巻く環境について興味が出てくるのではないかと思います。
余談ですが、かねてから興味のあったアロマテラピー検定1級を取得しました。
その知識を活用して、もっともっとOleaがお子さんたちにとってのリラックス空間になるようにできればなぁ…と考えています。
パートナーのつぶやき…もやしを半分に折る
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
Instagramには毎日投稿していましたが、ずいぶんと久々のつぶやきとなってしまいました。
この間、何をしていたかというと…
日々のレッスンに加え、宿泊プログラムの準備や実施、当教室オリジナル「Oleaくらしのアセスメント」のバージョンアップなどなどをしていました。
少し落ち着いたところで、つぶやきます!
口への取り込みの練習をしているお子さん。
もやしも麺のようにズルっと食べてしまうので、半分に折ってから料理することに。
そうすることで、もやしも取り込みやすくなります。
手本を見せると、『折る』ことは理解し、ポキッと折れる感覚が楽しい様子。
難しかったのは…『半分』に折ること。
1本のもやしを1回折るということも理解しています。
見た目でおおよその大きさや量を把握したりすることは、日常的にもよく使う力ですよね?
料理で言えば、同じ大きさに食材を切ったり、ごはんをよそったり…
もちろんスケールを使えば『同じ』は再現できます。
ちなみに…わたしは日々の食事でスケールを使って、ごはんはよそいません…
Oleaでつけたい力は、お子さんひとりひとりが自分なりに効率よく、生活を豊かにしていく力です。
目分量でできるところは目分量で、計量が必要な時は計量をきちんとする、そういった使い分けができるように、体験的にまなぶのがOleaのまなびです。
パートナーのつぶやき…おかしみの共有
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真は、レッスン後の様子。
ご自宅近くまでお送りする車に乗るため、駐車場まで歩いているところです。
レッスンの振り返りをしたり、好きなものの話をしたり、次のレッスンの食事メニューを相談したり…
言ってしまえば、雑談、世間話ですが、これもとっても大事な時間です。
(雑談ができる。すごいことです。)
車内でも、話は続きます。
この日は、大好きなモルモットが車になったキャラクターの話。
メインキャラクター5台の性別を当て合うというあそび(ことばあそび)が始まりました。
(それぞれのキャラクターの性別は知っている前提で)
「男、男、女、女、女!」→「ブッブー」
「男、男、男、女、女!」→「ピンポーン」
おそらく頭の中には具体的にキャラクターが並んでいて、それに合わせて性別を言っているような様子です。
性別を言う人、判定をする人…お子さんとパートナーが交代しながら続いていきます。
速く言ったり、遅く言ったり、声の高さを変えたり、いろんなアレンジでポンポンことばが飛び交っていきます。
お子さんもパートナーもケタケタ笑いながら…
ここからがパートナーがこの日一番驚いたこと!
ことばのターンが進んでいくと、お子さん大盛り上がりで『手を叩いて』抱腹絶倒とはこのこと!といった様子で大笑い!
お子さんが快の情動を、表情だけでなく体全体で思いっきり表現していることにびっくりというよりも感動を覚えました。
(本当におもしろいことがあると、人って自然と手を叩いちゃうんだなぁという気づきもありました)
しかも、ひとりで楽しんでいるのではなく、パートナーとのやりとりを楽しみ、おかしみを共有した結果がお子さんの快の情動を引き出している…
このような快の情動の表出が、情動の引き出しを増やしていきます。
感情のコントロールは不快の中ではなかなか身につけることは難しいです。
快の情動の中でこそ、自分自身の感情の強弱を知ったり、表出方法や相手との情動の共有の仕方を身につけたりしていくことができます。
このことは不快の情動の表出場面でも応用できる力につながります。
『おかしみの共有』
積み重ねていきたい大事なことのひとつです。
パートナーのつぶやき…宿泊プログラムで身につける⑤
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今回は、宿泊プログラムへのご家族からの声をご紹介したいと思います。
宿泊プログラム初回参加後の感想…
「自信に満ちた顔で帰ってきました」
「すごい進歩ですね!いっぱい楽しんで、いっぱい自分でできることを発揮できて、きっと良い経験になったと思います」
「写真や動画からエンジョイしてる感じが伝わります」
宿泊プログラム5回目参加後の感想…
「親元を離れて、自分でやる経験…大事ですね」
「そんなこともできるの?と驚いています」
「定期的にやることが重要ですね」
このような声をいただいています。
お子さん自身もそうですが、回数を重ねることで宿泊プログラム=特別感がなくなり、着実に育みの場となってきています。
いつもと違う場所で、いつもと違うこともする…という環境にお子さんもはじめのうちは戸惑います。
そこは、普段のレッスンが物を言うところでもあり…
本質的には同じことをしていることをそれぞれがわかるかたちで伝えることで、安心できることもあります。
状況への溶け込み方はお子さんそれぞれ違います。
お子さんのペースで溶け込めるようにしていきます。
なので、これからOleaに通ってみようかなぁと思っていただいているみなさん、安心してください。
いつからの参加でも大丈夫です!
パートナーはマンツーマンでお子さんを支えます。
宿泊プログラムの様子はInstagramでもご紹介していますので、ご覧ください。
https://www.instagram.com/kurashino.manabiya.olea/
宿泊プログラムについてさらに知りたい!という方は、是非お問い合わせください。
https://kurashi2020.com/contact