Diary

2021-12-22 12:00:00

パートナーのつぶやき…もやしを半分に折る

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

Instagramには毎日投稿していましたが、ずいぶんと久々のつぶやきとなってしまいました。
この間、何をしていたかというと…
日々のレッスンに加え、宿泊プログラムの準備や実施、当教室オリジナル「Oleaくらしのアセスメント」のバージョンアップなどなどをしていました。
少し落ち着いたところで、つぶやきます!

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口への取り込みの練習をしているお子さん。
もやしも麺のようにズルっと食べてしまうので、半分に折ってから料理することに。
そうすることで、もやしも取り込みやすくなります。

手本を見せると、『折る』ことは理解し、ポキッと折れる感覚が楽しい様子。
難しかったのは…『半分』に折ること。
1本のもやしを1回折るということも理解しています。

見た目でおおよその大きさや量を把握したりすることは、日常的にもよく使う力ですよね?
料理で言えば、同じ大きさに食材を切ったり、ごはんをよそったり…
もちろんスケールを使えば『同じ』は再現できます。
ちなみに…わたしは日々の食事でスケールを使って、ごはんはよそいません…

Oleaでつけたい力は、お子さんひとりひとりが自分なりに効率よく、生活を豊かにしていく力です。
目分量でできるところは目分量で、計量が必要な時は計量をきちんとする、そういった使い分けができるように、体験的にまなぶのがOleaのまなびです。

2021-10-02 12:00:00

パートナーのつぶやき…調整力を育てる

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みなさん、こんにちは。
ついついつぶやいてしまう、くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

写真は、昨日Instagramでご紹介したものです。
https://www.instagram.com/p/CUdqP64tLel/

『どんどん腕をあげているのが写真でも分かります』とのうれしいコメントをいただきました。
ありがとうございます!

さて、この1枚の写真で腕をあげていることがわかったのは、なぜでしょう…?
ひとつは、Instagramを継続的にご覧いただき、一緒に成長を見守っていただいていること。
でも、それだけではないような気がします。
初めてみた方でも感じるのではないでしょうか、こなれ感を。

このこなれ感は、お子さんとものとの距離感からくるのではないかと思います。
この場面では、パートナーはお子さんの動きを誘導していません。
お子さん自ら『やりやすさ』を求めて、環境や動きを調整した結果です。

自然にできるようになったわけではありません。
このお子さんと料理をはじめて1年3か月。
道具の持ち方、ものとの距離感、からだの動かし方などなど、パートナーがひとつひとつガイドしながら、少しずつお子さんに伝えてきました。
お子さん自身でできる部分が増えるにしたがって、パートナーのガイドははずしつつ…
それぞれの行為を覚えて、それらがつながった瞬間、お子さんたちは本当の意味で自分の力でやりはじめます。経験の合わせ技です。
しかも…こんなときは決まって、お子さんたちは、さも前からできていたようにふるまいます。
お子さんが「できたよ!すごいでしょ!」というアピールをしているときは、部分的な『できる』の達成であることが多いです。(これはこれで大事なことですが)
なので、過剰にほめることはせず、さりげなくもっとよくなるアドバイスをするようにしています。
お子さんも、その方が、満足気。

環境や動き、力加減などを自在に操ることも調整力ですが、行為と行為をつなぎ合わせ、自分なりの工夫することも調整力だと考えています。
1対1の『できる』から、つなぎあわせる『できる』へ。
段取り力、思考力、集中力…さまざまな力が育っています。

2021-09-29 12:00:00

パートナーのつぶやき…変化は乗りこなせる!

 みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

昨日まで2日に渡って、『変化を乗りこなす』というお話をしてきました。

でも…そんなの無理でしょ…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それが無理ではないのです。
現在、通室しているお子さんたちも、変化に応じることができる場面が増えてきています。
今までだったら、自分の思い(込み)でやっていることに関して、パートナーに何か言われたら…
すぐにイライラして投げ出していたことも、切り替えて、行動を自ら組み立て直せることが増えています!

ここでのポイントは、『変化に慣れる/耐える』ではなく、『変化を乗りこなす』ことです。
乗りこなすには、周囲の物理的・人的環境の把握、感情のコントロールが大切です。

例えば、料理の工程がわかってきたお子さんがいます。
お子さんが料理の途中で、『あれ?次どうするんだっけ?』という場面になったとき、お子さんはパートナーをちらりと見たり、「なんだっけ?」と尋ねたりすることがあります。
パートナーは、次の行動を言葉や具体的な動きですぐには示しません。
「なんだっけ?」とあえてとぼけてみたり、視線でヒントを伝えたり、お子さん自らが考えて行動してみることを促します。
すると、そうだった!と言わんばかりに、自信をもって行動にうつります。
これが、物理的な環境の把握を広げていくことにもつながると思っています。
また、誰と一緒にやっているのか、困ったら誰に聞こうかなどなど、人的な環境の把握も、お子さんたちのくらしを豊かにする力となります。
さらには、物理的・人的環境の把握をして、いくつかの工程を組み合わせていく経験を重ねることで、感情をコントロールしながら進行する場面が増えてきます。

このような料理場面での物理的・人的環境の把握や感情のコントロールは、日々の生活でも生きてきます。
通室生も、このような経験を継続することで、行動に変化が見られてきました。
以前ならば、何かに取り組もうとしたときに、目に入ったものをすぐに手に取り、どうしてよいかわからなくなる…そしてひとりでイライラ…ということがありました。
今では、取り組む前に、道具などの周りの環境を見まわしたり、「◯◯つくろう!」といったパートナーとの意図の共有ができてから、行動にうつるようになってきました。

ここまできたら、本人も周りも一安心。
変化が起こることを予想したり、変化があったときの対処が、できるようになります。
そうすることで、変化が急にやってきたぞ!と驚かなくても済むようになるので、感情のコントロールもできることが増えてきます。
そんなふうにして、Oleaの子どもたちは、ファジーを楽しみながら、変化を乗りこなしながら、くらす力をつけています。

2021-09-28 12:00:00

パートナーのつぶやき…変化を乗りこなす②

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

昨日のつづき。
『変化を乗りこなす』ことについてお話していきます。

わたしたちのくらしは、過去と同じことやときがあり、ある意味、型にはまった動作を繰り返すことで安定します。
ときに環境の変化があって、それに合わせたカスタマイズをして過ごすこともまぁまぁあると思います。

わかりやすい例としては、旅行なんかがそうですよね。
旅先でもごはんも食べるし、お風呂にも入る。
でも、いつもと違ってすごい品数の食事だったり、温泉でぽかぽかになったり。
これが楽しみなんですよね。
遠くに行かなくても、買い物に行く日行かない日、外食する日、主菜が肉の日魚の日などなど、ご家庭でも日々変化はあるのではないかと思います。

Oleaでのくらしの流れも、プログラムの順番をあえて変えてみるなどのちょっとした変化をつけることで、お子さんたち自ら、自分の知見をカスタマイズしながら、過ごせるようにし、自分のくらしを組み立てる練習をしています。

自分の知見だけでどうにもならない時にどうするか…
知見を増やすことも必要ですし、誰かを頼ることも必要ですし、知見を組み合わせることも必要です。

変化に対し、癇癪を起こしたり、黙って放置したりせず、誰かと一緒に解決してもいいので、楽しみながらまっすぐに取り組む。

Oleaのくらしの中で、子どもたちが「今日はそっちね!」なんてつぶやきながら、目の前のことやその次にやってくることを考えながら取り組んでいく…
そんな姿を育んでいけたらと思います。

2021-09-27 12:00:00

パートナーのつぶやき…変化を乗りこなす①

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

うちの子、変化に弱くって…
日々、変化しないように気をつけてます…
といったお話を聞くことがあります。

そのような日々の変化…乗りこなせるようになったらいいですよね?
レッスンでの様子をまじえながら、2回に渡って『変化を乗りこなす』というお話をしたいと思います。

Oleaは、生活スキルと社会性をまなぶ教室です。
食事を中心としたくらしの流れの中で、コミュニケーションやスキルを育んでいますが、衣食住のことだけをするのではなく、衣食住に関するスキルの支えとなる、ことばやかず、手指の使い方を凝縮してまなぶ時間があります。

物事や方法を始めて覚えるとき、まずは模倣、まねて覚えます。
その場合、ルーティン化、つまり一塊にした型を作って覚えることが、効率的で失敗も少ないやり方かと思います。
Oleaに通うお子さんたちも、そういう機会に触れることが多く、一回経験しただけで、その流れをルーティン化して記憶し、「次は…〇〇、次は…■■…でしょ」と、パートナーと流れをつくっていけるお子さんもいます。


そのようなお子さんが、パズルに挑戦していた時のこと…
(パズルでは、手指の操作性、見る力、思考力、集中力などを育みます)

どんなパズルに取り組んだかというと…
すべて同じ大きさの長方形のピース。
それを縦にしたり横にしたりしながら、イラストを完成させていくものです。
これがなかなか難しい…

ルーティン化が得意な先ほどのお子さんは、ジグソーパズルが得意でスッスッスッと組み立てることができます。
しかし、このパズルはなかなか難しかったようで、イライライラ…
ピースにでっこみひっこみがないので、そのお子さんにとっては手がかりが少なく感じているのでしょう。

「同じ形のピースを縦と横の向きを考えて置かなければいけない」なんて、初めての経験!?
こっちかな?あっちかな?と試行錯誤の末、コツをつかんで完成すると、「できた~」と満足気にニッコリ!

このパズルは、しっかりと絵柄を見て、切片をぴったり合わせていくことが必要です。
その中で「あれ、ピースの向きが違うけど…どうしたらいいかなぁ…」という気づきから、どうするかが問われます。
中には、絵柄を気にせず、ピースを外枠の中に収めることが目的となってしまうお子さんもいますが。
「絵を見てみよう」というと、「えっ…」と困惑顔。

これは、意図の食い違い…
お子さんのゴールは、ピースをきっちり枠に収めること。
パズルのゴールは、絵柄を合わせること。
(このお子さんがジグソーパズルが好きなのは、絵柄を完成することよりも、ピースの形を合わせる気持ちよさが達成感となっているのかな…?)

パズルのゴールに寄せるために、「ヒントだよ」と言って、1か所だけ、縦と横で組み合わせる箇所を手本として示します。
「絵柄を合わせて、外枠の中に収めることが完成形であること。」を確認して、続きにトライ。
そして「ヒントは絵柄にあり」ということを指さしや言葉かけで視線を誘導しながら、完成させました。

その後も時間をおいて、何度かチャレンジしています。
このパズルを通して、パズルにもこんなやり方があるんだ!という今までのパズルに対する自分の中での考え方を変化させたり、その変化を受け入れて見方・考え方の幅を広げていってほしいと思っています。

つづきはまた明日…

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