Diary

2022-02-01 18:00:00

パートナーのつぶやき...繰り返すということ

みなさんこんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの五味です。

先日あるテレビを見ていて、、、ヒップホップ系ダンスのコーチが簡単な振り付けを即興で考え、それを出演者に教えてみんなでやってみるという場面がありました。私もなんとなしにやってみたものの、イマイチ...ひとえにボディーイメージが弱いのですが、体の動かし方がわからないとか、何度やってもなかなかコツがつかめないとか、いろいろな理由により「できない…(涙)」

そんな自分を「不器用だなぁ」と慰めたりするのですが、そこで諦めるか、それでもできるようになりたいと思うか、ここが大きな分かれ目だと思います。不器用な自分に諦めることなく、なんとしてもできるようになるんだ!と思うとき、どうやってできるようになるか…私の知る限りでは、できるようになるための動き方の工夫を重ねたり、その日その時にできるようになるための目標設定をしながら、「反復練習」していくことが多くの場面で行われるのだと思います。
いわゆる「ドリル」ですね。

Oleaのレッスンは、くらしが主な教材です。物の名前、道具の使い方、他者とのコミュニケーション…例えば主語+助詞+動詞(形容詞)といった基本的な三語文による意思表示などなど、何度も必然的にやってくる生活場面をとおし、実感を伴ったまなびを大切にしています。一つ一つの生活場面は、その日その時次第で同じこともあるし、違うこともあるし...でもすべては「くらし」という必然でつながっています。そうした変化も楽しみながら、くらしを組み立てている自分への自信を深めていけたらと思っています。

2021-11-19 12:00:00

パートナーのつぶやき…おかしみの共有

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

写真は、レッスン後の様子。
ご自宅近くまでお送りする車に乗るため、駐車場まで歩いているところです。
レッスンの振り返りをしたり、好きなものの話をしたり、次のレッスンの食事メニューを相談したり…
言ってしまえば、雑談、世間話ですが、これもとっても大事な時間です。
(雑談ができる。すごいことです。)

車内でも、話は続きます。
この日は、大好きなモルモットが車になったキャラクターの話。
メインキャラクター5台の性別を当て合うというあそび(ことばあそび)が始まりました。
(それぞれのキャラクターの性別は知っている前提で)
「男、男、女、女、女!」→「ブッブー」
「男、男、男、女、女!」→「ピンポーン」
おそらく頭の中には具体的にキャラクターが並んでいて、それに合わせて性別を言っているような様子です。
性別を言う人、判定をする人…お子さんとパートナーが交代しながら続いていきます。
速く言ったり、遅く言ったり、声の高さを変えたり、いろんなアレンジでポンポンことばが飛び交っていきます。
お子さんもパートナーもケタケタ笑いながら…

ここからがパートナーがこの日一番驚いたこと!
ことばのターンが進んでいくと、お子さん大盛り上がりで『手を叩いて』抱腹絶倒とはこのこと!といった様子で大笑い!
お子さんが快の情動を、表情だけでなく体全体で思いっきり表現していることにびっくりというよりも感動を覚えました。
(本当におもしろいことがあると、人って自然と手を叩いちゃうんだなぁという気づきもありました)
しかも、ひとりで楽しんでいるのではなく、パートナーとのやりとりを楽しみ、おかしみを共有した結果がお子さんの快の情動を引き出している…

このような快の情動の表出が、情動の引き出しを増やしていきます。
感情のコントロールは不快の中ではなかなか身につけることは難しいです。
快の情動の中でこそ、自分自身の感情の強弱を知ったり、表出方法や相手との情動の共有の仕方を身につけたりしていくことができます。
このことは不快の情動の表出場面でも応用できる力につながります。

『おかしみの共有』
積み重ねていきたい大事なことのひとつです。

2021-09-26 12:00:00

パートナーのつぶやき…ファジーを楽しもう!②

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

昨日のファジーの続きです。

ファジーには、あいまいとか柔軟とかいう意味があります。
見通しをもつことは大切ですが、ファジーな部分を受け入れることができることも、くらしを営む上では大切ではないでしょうか。

おうちでも、「あっ、やっぱり予定変更…」ってありますよね?
そんなファジーに応じることができたら…いいですよね!
ご家庭によっては、朝から夜までの予定表をお子さんに提示することがあるかもしれませんが、お子さんが起床時間、食事時間、就寝時間などのおおまかな1日の流れを理解していて、その間は、大人の提案に応じたり、お子さんが提案したり、相談しながら進められたらステキではありませんか!
そのファジーな時間を、お子さんも楽しめるようになったら…すごいことです!

Oleaでは、お子さんから折衝する機会(「これやってみたい!」に極力応える)を設けているので、『次はどんなことが起きるのか』『自分はどのように関わることができるか』じっと大人の様子に耳や目を傾けます。
とはいえ、ピリピリ緊張モードだったり、何かを伺い知ろうとしたりするのではありません。
ごっこ遊びをしたり、好きなテレビ番組を見たりしている時に、なんとなくこちらの様子を気にかけているという感じです。

日常的によくあるのは、ごはんづくり、個別学習や買い物散歩などの後のリラックスタイム。
それぞれが思い思いにのんびりしはじめます。
これもファジーな時間です。

そこで、なんとなく気にしているのは、パートナーたちの会話や動き。
「そろそろごはんの準備を始めよう」「そうしよう」
すると、お子さん、にっこりパートナーたちを見ることがあります。

またあるときは、パートナーが大きめのひとりごと(これもある意味子どもたちを誘う仕掛けです)。
「◯◯の準備しよう!」
子どもたちから視線が注がれ、スッといつの間にか隣にいたりします。
すかさずパートナーから子どもたちに「一緒にやる?」と聞くと「やりたい!」とわくわく感がにじみ出ています。

これは、人への興味やくらしへの関心の賜物。
子どもたちは、本当によく見て、よく聞いて、よく理解しています。
このような、お子さん自身が気づいたり、変化したりすることは、くらしのファジーな時間でこそ、むくむく出てくるように思います。

このように私たちは、Oleaでの生活の流れをつくります。
同時に、子どもたちが興味をもって、いつでも自分からこの流れに入ってこれるようなファジーな時間もつくっています。

Oleaでは、こんなふうに子どもたちがくらしの流れにのったとき、

・気づいたらできちゃった!
・前回おもしろかったからまたやってみよう!

という気持ちと記憶になるように交渉しますが、強制はしません。
このような気持ちを引き出すことが、生活スキルの向上はもちろん、最後までやりきる力を育んでいくと考えています。

残念ながら、即効性のあるやり方ではありませんが、そのぶん時間をかけて、ゆっくりと人と関わる力や感情をコントロールする力を育みながら歩んでいきたいです。
(とはいえ、通室しているお子さんは、半年から1年でこのファジーを楽しむ様子が見られるようになっています。)

みなさんは、ファジーな時間を楽しめていますか…?
私は、のんびりしたり、物事をぼんやり考えたり…
そんなファジーな時間が大好きです!
わたしたちが想像できないほどの刺激にさらされているかもしれないお子さんたち。
短時間でもファジーな時間が楽しめるようになると、本人もご家族も少しずつ肩の力が抜けてくるかなぁと思っています。

2021-09-25 12:00:00

パートナーのつぶやき…ファジーを楽しもう!①

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

お子さんの融通がもう少しきくといいなぁ…と思うことはありませんか?
2回に渡って、そのようなお話をしようと思います。

さて、お子さんの元気な声からOleaのレッスンがはじまります。
「おはようございます!」「こんにちは!」「ごめんください!」

Oleaでは、通室をはじめたばかりのころは、お子さんの安心につなげるため、その日のプログラムを予定表(食事のメニュー付き)ような形で視覚的に示しています。
提示しつつ、必ず「何をしようか」とお子さんと相談しながら進めるようにしています。
それを繰り返すと、その予定表も次第にいらなくなります。
Oleaでのくらしのトピックをお子さん自身が覚え、組み立てるようになるからです。
支援を入れるときは、必ずその出口を考えるようにしています。

まずは支援の入り口のお話から。
プログラム内容でお子さんが気にするのは、もっぱらその日の食事のメニュー!
それがわかれば、予定表のプログラムが変わっても、子どもたちはそれほど気にすることなく応じることが多いです。

どんなふうに変化を入れていくかというと…

◯お子さんと相談しながら、あえて予定を変更してみる。そしてお子さんが応じる。
◯お子さんからの提案「◯◯したい!」に、パートナーが応じる。

このような部分から少しずつ変化を加えていきます。
大きくも小さくも周りからの変更に応じなくてはならないけれど、応じきれない…という状況がお子さんには多いのかなぁと思います。
もしも周りからの変更を練習するには、お子さんが好きが過ぎないところから始めます。
お子さんが「それがいい」ということではなく、「それならいいよ」と思えるぐらいのことです。
快の情動を保ちつつ、あまり感情を揺さぶりすぎないことがポイントです。
(わかりにくいでしょうか…具体的な例は長くなりそうなので…ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております!)

どちらかというと、お子さんの提案にパートナーが応じることで予定を変化させることの方がお子さんの経験としては大きいかなぁと思います。
好ましくない状況を「◯◯したい!」と提案するお子さんはあまりいないでしょう。
お子さんの「◯◯したい!」それだけで快の情動を保つことができます。
お子さんに、自分の提案(しかも好きなこと)で予定が変わった!そして、うれしかった!という体験を重ねていくと…
周りからの予定の変更も受け入れてもいいかなぁと、いい意味でのお子さんの中での揺らぎが生まれます。
そこがファジーです!

続きは、明日お届けします!

2021-09-14 12:00:00

パートナーのつぶやき…かみあってない?

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

もう、金木犀が!?
お子さんとのウォーキング中、驚きつつ写真を撮りました。

今日は、買い物に出かけたときのお話。

出発前に買うものリストをお子さんに渡しました。
うれしそう!
買い物メモを握りしめ、時々ちらちら見ながら、てくてく。

しばらくすると、そのメモをビリリ… 紙片がはらり…
「拾ってね」と声をかけると、お子さんはパートナーの反応を探るような表情をしつつ、紙片を拾い上げました。

拾った紙をもらって「何を買うの?」とお子さんに尋ねると、まさかの「ごめんなさい」…
えっ?なんか、かみあっていない?
何が起こったのでしょう…想像してみましょう。

◯お子さん→破ったことを怒られる… 
◯パートナー→ゴミはもって帰ろう。で、買う物覚えてる?
(お子さんが、すでに買う物3つを覚えているのだとしたら、覚えた後のメモの処理方法を伝えてなかったなぁ…ポケットに入れるとか…)

ということが、噛み合わないズレの原因だったのではないかと。

普段、子どもたちとのやりとりの中でこんなことありませんか?
子どもたちの行為のみに目がいってしまい、良くないと判断し、注意してしまうこと…ありますよね。

子どもたちは、自分がしたことについての意図や経緯、その後の自分の行動について問われたり、答えたりする経験が少ないのかもしれません。
なので、今回のような反射的な「ごめんなさい」になったのではないかと思います。

子どもがどんな意図でその行為をしているのか、まわりの大人の意図がしっかり子どもたちに届いているか、ということを常に観察し、コミュニケーションをとっていく必要性を痛感したエピソードです。

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