Diary

2021-09-18 12:00:00

パートナーのつぶやき…うどん打ちからのまなび①

うどん~踏む.png

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

Oleaのプログラムのひとつにうどん打ちがあります。
回を重ねる度に、パートナーもかなり手際よくなってきました!

さて、「うどん打ち」。
実はいろんな力を育むことができることが改めてわかりました。

まずは、「動き」に注目。

◯粉に塩水を入れて、「こねる」
 粉がサラサラ→ベトベト→モチモチに感触が変わっていきます。
 「うどんが好き!」のモチベーションで、ベトベトが嫌いなお子さんもがんばります。

◯生地を「踏む」
 かかとでグイグイ踏みます。
 足の部位を意識して踏まなくてはならないので、意識的に体を使う練習になります。
 これも「うどん食べたい!」(それと少し踏む感覚がおもしろい!)がモチベーション。

◯生地を「延ばす」
 3cmくらいの球体にした生地を綿棒を使って、伸ばします。
 手のひらを使って少しずつ延ばします。
 指先では力が入らないし、一気につぶしてしまうとうまく延びないし…
 手のひらのいろんな部分を使って、力を調整していきます。

◯生地を「切る」
 見本と同じ太さになるように切ります。
 子どもたちに「うどん」のイメージがあるので、見本に近づけようと包丁を動かします。
 切りやすい包丁の角度も調整しています。

うどん打ちから、お子さんの得意な動きや苦手な動きが見えてきます。
そして、うどん打ちの中でも、得意な動きには磨きがかかり、苦手な動きは少しずつうまくなっていきます。

今日は「動き」に注目してうどんを打ちを整理してみました。
次回は「ストーリー」に注目してうどん打ちを考えてみたいと思います。

Trial Lesson受付中です。
個別に行いますが、オンラインでも受け付けております。
日程が合わない場合は、Contactよりご希望の日時をお知らせください。
(いくつか候補日を挙げていただけるとうれしいです‼)

2021-09-16 12:00:00

パートナーのつぶやき…やってみよう!と思って、やってみた!

IMG20210707175621.jpg

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

ごはんの準備中。
「お茶を入れよう!」とお茶の準備を始めたお子さんがいました。
そんなときはパートナーは見守ります。(お子さんには気づかれないように…)

慎重に冷蔵庫からお茶を取り出し、みんなのコップに注いでいきます。
順調に注いでいき、途中でちょこっとこぼしてしまいました。
どうするかなぁ…と思っていると…

すべてのコップにお茶を入れ終わると、キョロキョロして近くにあった台ふきんを見つけ、拭きとっていきました。

お茶を冷蔵庫に戻し、パートナーの顔をちらっと見て達成感で満足そうな表情。
その表情にパートナーもにっこり。
お互いの笑顔にあたたかな雰囲気が流れました。
これまでパートナーがやっていたお茶入れを「やってみたい!」という本人の気持ちが、この一連の流れをつくったのだと思います。

くらしのまなび舎Oleaでは、子どもたちの「やってみたい!」気持ちを引き出す、そして子どもたち自ら行動する…
そんな環境やプログラムづくりを、「くらし」をテーマに行っています。

Trial Lesson受付中です。
個別に行いますが、オンラインでも受け付けております。
日程が合わない場合は、Contactよりご希望の日時をお知らせください。
(いくつか候補日を挙げていただけるとうれしいです‼)

2021-09-05 12:00:00

パートナーのつぶやき…社会情動的スキルと認知能力

IMG20210804103031.jpg

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

写真は、先日ウォーキング中に通室生がみつけたどんぐりです。
9月に入って涼しくなったら「夏、お疲れさまでした!秋になりました!」とうれしそうに言っていました。
外に出るだけで汗がタラタラと流れていた季節から、さわやかに体を動かしやすくなる季節になりました。
お子さんたちと季節を感じながらのウォーキングも楽しいものです。

さて、社会情動的スキルは、獲得が早ければ早いほど、その後の学習効果が高まると言われています。( ⇒ Concept )

この社会情動的スキルとは主に以下の3つのことが言われています。

◯最後までやりきる力
◯人とうまく関わる力
◯感情をコントロールする力

これらの社会情動的スキルは、認知能力をより効果的に使いこなすために必要不可欠です。

認知能力の例(ほんの一部)

・文字が読める、書ける(文字の形や意味などがわかる)
・時間がわかる、計算ができる(数や量などがわかる)
・一緒に並んで、まっすぐ歩く(周囲の空間や距離感などがわかる)
・ご飯粒を残さずに食べきる(物のある・なしがわかる)


認知能力も社会情動的スキルも、それ単体でトレーニングしていくのは難しく、それぞれが相互に関わりながら育っていくものです。

Oleaは、3歳のお子さんから(Oleaで育む力がお子さんにとって必要!と思い立ったらいつからでも!)通室できます。
発達年齢・生活年齢に応じ、ひとりひとりアセスメントをしながら、オーダーメイドで、プログラムを作成していきます。

お子さんの確かな力を育むために、月に6回(平日放課後4回、土日全日2回)のレッスンをおすすめしておりますが、月に2回・4回などでもお受けしています。
お子さん本人の様子やアセスメント、ご家庭とのご相談を通じ、レッスンの回数、プログラムの内容を設定しています。 

はじめは、どのお子さんも短時間のレッスンからスタートします。
特に就学前のお子さんは、まずは「人との信頼関係を結ぶこと」が大切です。
教材やおもちゃ(個別学習やあそび)など、ものを介して「人とうまく関わる力」の基礎を育み、信頼関係を築いていくことから始めます。(週1時間程度)

焦らず、ゆっくり、着実に…
小さな積み重ねが大きな流れに変わっていきます。
はじめは30分、1時間かもしれませんが、その先にはお子さんの人生にとって大切な『くらす力』の成長が待っています。
わたしたちは一緒にお子さんの『くらし』を育んでまいります。

是非、Trial Lesson(無料)にお申し込みください。
個別に行いますが、オンラインでも受け付けております。
日程が合わない場合は、Contactよりご希望の日時をお知らせください。
(いくつか候補日を挙げていただけるとうれしいです‼)

2021-08-12 12:00:00

パートナーのつぶやき…学習のすすめ方

IMG_20210126_070851.jpg

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

夏休みは宿題がありますか?
宿題…困ったなぁ…といったお声もちらほら。
もしよかったら…Oleaがお手伝いします!お問い合わせくださいね。

わたしが特別支援学校の教員をしていた頃のお話。
夏休みの宿題は、小学部のどの学年でも3つのことに取り組むことを提案していました。

①手伝いをしよう
生活への興味を高めるチャンス!
(昨日の投稿参照→パートナーのつぶやき…お手伝いってすごい
②たくさん体を動かそう
夏休みが終わると…体力が落ちてしまった…というお子さんも…
朝夕のちょっと涼しい時間に外に出るのも生活リズムを整えるのにおすすめ!
③音読をしよう
見る・聞く・話すの基礎づくり!
(note→お子さんと音読

どれも今のOleaでも大事にしていることです。

思い出話をしたかったわけではなく…
いわゆる『プリント学習』を安易に宿題に出したくなかった理由があります。

これは今のOleaの学習のすすめ方と同じです。
プリント学習だけでなく、具体的な操作を必要とするものも、教材すべてがコミュニケーションツールだと考えているからです。

特にまなびはじめは、まなび方をまなぶ大事な時期です。
だからこそ、その大切な時間が時間潰しになってしまったらもったいない。
お子さんに向き合い、ひとつひとつやりとりしながら大切に進めたい。
これが相手への意識をはじめ、コミュニケーションの基礎をも育みます。
その中で、まなびのルールやまなび方を習得し、その後のまなぶ意欲・好奇心・探究心につなげていきたい。
『もっと知りたい』『もっとやりたい』気持ちに備え、どうしたらそれを実現できるかという考える力を育んでいきたい。

そのときが来るまでは、パートナーがまなびのリードをしています。
なので、家庭学習をするときには、ご家族にリード(やりとり)の仕方を実際にみてもらい、実践していただいています。(教員時代も同様でした)
どんなふうにしているかは…直接、見ていただけたらと思います!


お問い合わせ → Contact

体験レッスン → Trial Lesson

2021-08-06 12:00:00

パートナーのつぶやき…どんなふうに見えている?

IMG20210804103736.jpg

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

写真はOleaの近くの平和の森公園を通室生と一緒に歩いていたときにみつけた蓮の花。
まだまだつぼみがたくさん!ポコポコ咲きそうです。
竹内が「写真撮りたいなぁ」とスマホを取り出すと、フレームインして自分も写ろうとする通室生。
カメラチェックをして、フレームインしていることを確認して満足な表情。

「花だけで撮ってもいい?」と聞くと「いいけど…暑いから早くね!」と…
「じゃあ、撮ってもらっていいかな?」とスマホを渡すと撮ってくれました。

ズームすることもお手のもののお子さんですが、葉っぱの緑が印象的なんでしょうね。
きっとわたしが撮ったら、花を中心に撮ってしまっていたかも…
でも、確かに葉っぱの緑、強烈ですね!蓮の花ではなく蓮なんですね!

お子さんの見ている世界。
カメラはそれをのぞくヒントになります。
(お子さんがカメラの操作方法を知る必要はありますが、いつの間にか使いこなしているお子さん、多いですよね?)
アートとしても評価されることもあるでしょう。
Oleaではお子さんの観察ポイントのひとつにもなります。
お子さんの視野の範囲がわかることも…

カメラだけでなく、視野の広さやお子さんそれぞれの見やすさなども他の方法で確認しながらレッスンをしています。
大きければ…1つだけなら…近づければ…ど真ん中に置けば…
必ず注目できるというわけではないのですよね…
大きさ、数、距離、位置…お子さんのベストを探ります。
(視力だけではなく、体の動きにも見えやすさは関係していると思います。)
お子さんにとって適切な提示の仕方をすれば、「見て!」と言葉かけしなくても注目できます。
見え方にこだわると、まなびの質も集中力もあげていくことができます。

お問い合わせ → Contact

体験レッスン → Trial Lesson

1 2 3 4