Diary
パートナーのつぶやき…もやしを半分に折る
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
Instagramには毎日投稿していましたが、ずいぶんと久々のつぶやきとなってしまいました。
この間、何をしていたかというと…
日々のレッスンに加え、宿泊プログラムの準備や実施、当教室オリジナル「Oleaくらしのアセスメント」のバージョンアップなどなどをしていました。
少し落ち着いたところで、つぶやきます!
口への取り込みの練習をしているお子さん。
もやしも麺のようにズルっと食べてしまうので、半分に折ってから料理することに。
そうすることで、もやしも取り込みやすくなります。
手本を見せると、『折る』ことは理解し、ポキッと折れる感覚が楽しい様子。
難しかったのは…『半分』に折ること。
1本のもやしを1回折るということも理解しています。
見た目でおおよその大きさや量を把握したりすることは、日常的にもよく使う力ですよね?
料理で言えば、同じ大きさに食材を切ったり、ごはんをよそったり…
もちろんスケールを使えば『同じ』は再現できます。
ちなみに…わたしは日々の食事でスケールを使って、ごはんはよそいません…
Oleaでつけたい力は、お子さんひとりひとりが自分なりに効率よく、生活を豊かにしていく力です。
目分量でできるところは目分量で、計量が必要な時は計量をきちんとする、そういった使い分けができるように、体験的にまなぶのがOleaのまなびです。
パートナーのつぶやき…おかしみの共有
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真は、レッスン後の様子。
ご自宅近くまでお送りする車に乗るため、駐車場まで歩いているところです。
レッスンの振り返りをしたり、好きなものの話をしたり、次のレッスンの食事メニューを相談したり…
言ってしまえば、雑談、世間話ですが、これもとっても大事な時間です。
(雑談ができる。すごいことです。)
車内でも、話は続きます。
この日は、大好きなモルモットが車になったキャラクターの話。
メインキャラクター5台の性別を当て合うというあそび(ことばあそび)が始まりました。
(それぞれのキャラクターの性別は知っている前提で)
「男、男、女、女、女!」→「ブッブー」
「男、男、男、女、女!」→「ピンポーン」
おそらく頭の中には具体的にキャラクターが並んでいて、それに合わせて性別を言っているような様子です。
性別を言う人、判定をする人…お子さんとパートナーが交代しながら続いていきます。
速く言ったり、遅く言ったり、声の高さを変えたり、いろんなアレンジでポンポンことばが飛び交っていきます。
お子さんもパートナーもケタケタ笑いながら…
ここからがパートナーがこの日一番驚いたこと!
ことばのターンが進んでいくと、お子さん大盛り上がりで『手を叩いて』抱腹絶倒とはこのこと!といった様子で大笑い!
お子さんが快の情動を、表情だけでなく体全体で思いっきり表現していることにびっくりというよりも感動を覚えました。
(本当におもしろいことがあると、人って自然と手を叩いちゃうんだなぁという気づきもありました)
しかも、ひとりで楽しんでいるのではなく、パートナーとのやりとりを楽しみ、おかしみを共有した結果がお子さんの快の情動を引き出している…
このような快の情動の表出が、情動の引き出しを増やしていきます。
感情のコントロールは不快の中ではなかなか身につけることは難しいです。
快の情動の中でこそ、自分自身の感情の強弱を知ったり、表出方法や相手との情動の共有の仕方を身につけたりしていくことができます。
このことは不快の情動の表出場面でも応用できる力につながります。
『おかしみの共有』
積み重ねていきたい大事なことのひとつです。
パートナーのつぶやき…宿泊プログラムで身につける⑤
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今回は、宿泊プログラムへのご家族からの声をご紹介したいと思います。
宿泊プログラム初回参加後の感想…
「自信に満ちた顔で帰ってきました」
「すごい進歩ですね!いっぱい楽しんで、いっぱい自分でできることを発揮できて、きっと良い経験になったと思います」
「写真や動画からエンジョイしてる感じが伝わります」
宿泊プログラム5回目参加後の感想…
「親元を離れて、自分でやる経験…大事ですね」
「そんなこともできるの?と驚いています」
「定期的にやることが重要ですね」
このような声をいただいています。
お子さん自身もそうですが、回数を重ねることで宿泊プログラム=特別感がなくなり、着実に育みの場となってきています。
いつもと違う場所で、いつもと違うこともする…という環境にお子さんもはじめのうちは戸惑います。
そこは、普段のレッスンが物を言うところでもあり…
本質的には同じことをしていることをそれぞれがわかるかたちで伝えることで、安心できることもあります。
状況への溶け込み方はお子さんそれぞれ違います。
お子さんのペースで溶け込めるようにしていきます。
なので、これからOleaに通ってみようかなぁと思っていただいているみなさん、安心してください。
いつからの参加でも大丈夫です!
パートナーはマンツーマンでお子さんを支えます。
宿泊プログラムの様子はInstagramでもご紹介していますので、ご覧ください。
https://www.instagram.com/kurashino.manabiya.olea/
宿泊プログラムについてさらに知りたい!という方は、是非お問い合わせください。
https://kurashi2020.com/contact
パートナーのつぶやき…宿泊プログラムで身につける④
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
宿泊プログラムでは、映像+文章での即時レポートと、実施後の詳細レポートの2本立てで、ご家庭とお子さんの様子を共有しています。
具体的には…
宿泊プログラム中。
お子さんの様子を随時映像でお知らせしています。
1日の終わりには、文章でもレポートしています。
ほぼリアルタイムにお子さんの様子をお伝えしています。
宿泊プログラム実施後。
数日以内に「Oleaくらしのアセスメント」に沿って、宿泊プログラムで見られた様子やまなんだこと、これからの課題についてまとめ(A4 1〜2枚)、レポートをお送りしています。
そして、日々のレッスンでもそうした課題を取り入れ、次の宿泊プログラムまで力を備えます。
このようなサイクルを重ねながら、定期的に宿泊プログラムを行うことで、レポートからもお子さんの段階を追った成長を実感することができます。
Oleaのレッスンは即効性はありません。
じっくりじわじわとお子さんたちに確実な力をつけていきます。
そのためにも普段のレッスンに加え、宿泊プログラムはとても大きな意味をもっています。
パートナーのつぶやき…宿泊プログラムで身につける③
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
宿泊プログラム中、保護者には随時お子さんの様子を動画でお知らせします。
それに加え…
前回の宿泊プログラムでは、お子さん自身がパートナーのスマホを使って、ご家族にメッセージを送ることも!
パートナーが、ご家族にスマホから動画を送っていると、のぞきこんで、「送りたい!」とのこと。
「いいよ!」とスマホを渡すと、真剣な表情で、文字を入力する姿がたのもしい!
内容は…
「ふねにのります」
「今ラーメンたべています」
「おうちにかえったらおはなししたい」などなど。
楽しみな予定、うれしいことを文字にして送りました。
ご家族からの「いいなぁ〜いってらっしゃい!きをつけてね。」「いっぱいおはなししようね!」などのあたたかな返信にお子さんもうれしそうでした。
普段のレッスンでも、何度かレッスン終了時に「これからかえります」といったメッセージを送るような場面をつくっていましたが、文字入力に苦手意識もあっておよびごし…
今回は、『伝えたい!』気持ちが苦手に勝ちました。
たどたどしくも、フリック入力をしながら言葉をつむいでいました。
なんだかとっても愛おしい姿でした。
このような瞬間がお子さんたちの背中を押してくれます。
そして、確実な力につながっていきます。
それから…
ときどき、パートナーのスマホにお子さんから写真とメッセージが届くようになりました。
まだまだ自分の楽しいことを教えてくれているという感じですが、メッセージでのやりとりが今後できるようになったらいいなぁと思っています。
伝えたいことを文字にして送る…わたしたちの普段のスマホの使い方ですよね。
そのようなことができるようになったら、ひとりで外に出るようになっても安心材料のひとつになります。
楽しいことはもちろんのこと、困った時や連絡手段として使えるようになります。
アプリであそんだり動画や写真をみたりとスマホの受身的な使い方から、必要なときに必要な機能を使うという能動的な使い方もできるというおもちゃから道具へと意識も変化します。
Oleaでは、くらしの中でわきあがるお子さんたちの興味を大切にしています。
将来のくらしにつながることがたくさんあるからです。
だからこそ、そのような興味がわくような仕掛けも実はたくさんしているのです。
魔法をかけたり手品はできないので、くらしのストーリーの中にこっそり散りばめています。