Diary

2021-11-13 12:00:00

パートナーのつぶやき…宿泊プログラムで身につける③

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

宿泊プログラム中、保護者には随時お子さんの様子を動画でお知らせします。

それに加え…
前回の宿泊プログラムでは、お子さん自身がパートナーのスマホを使って、ご家族にメッセージを送ることも!
パートナーが、ご家族にスマホから動画を送っていると、のぞきこんで、「送りたい!」とのこと。
「いいよ!」とスマホを渡すと、真剣な表情で、文字を入力する姿がたのもしい!

内容は…
「ふねにのります」
「今ラーメンたべています」
「おうちにかえったらおはなししたい」などなど。

楽しみな予定、うれしいことを文字にして送りました。
ご家族からの「いいなぁ〜いってらっしゃい!きをつけてね。」「いっぱいおはなししようね!」などのあたたかな返信にお子さんもうれしそうでした。

普段のレッスンでも、何度かレッスン終了時に「これからかえります」といったメッセージを送るような場面をつくっていましたが、文字入力に苦手意識もあっておよびごし…
今回は、『伝えたい!』気持ちが苦手に勝ちました。
たどたどしくも、フリック入力をしながら言葉をつむいでいました。
なんだかとっても愛おしい姿でした。
このような瞬間がお子さんたちの背中を押してくれます。
そして、確実な力につながっていきます。

それから…
ときどき、パートナーのスマホにお子さんから写真とメッセージが届くようになりました。
まだまだ自分の楽しいことを教えてくれているという感じですが、メッセージでのやりとりが今後できるようになったらいいなぁと思っています。

伝えたいことを文字にして送る…わたしたちの普段のスマホの使い方ですよね。
そのようなことができるようになったら、ひとりで外に出るようになっても安心材料のひとつになります。
楽しいことはもちろんのこと、困った時や連絡手段として使えるようになります。
アプリであそんだり動画や写真をみたりとスマホの受身的な使い方から、必要なときに必要な機能を使うという能動的な使い方もできるというおもちゃから道具へと意識も変化します。

Oleaでは、くらしの中でわきあがるお子さんたちの興味を大切にしています。
将来のくらしにつながることがたくさんあるからです。
だからこそ、そのような興味がわくような仕掛けも実はたくさんしているのです。
魔法をかけたり手品はできないので、くらしのストーリーの中にこっそり散りばめています。