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2025-07-07 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今日は七夕ですね。天の川は見えるかな…

先日、ある方とお会いして、『働く』ことについてお話しました。
将来、お子さんを安心して社会に送り出すには、お子さん自身の根気強さが大事というお話を伺いました。
よく耳にすると言えば、耳にすることですが、ここで改めて、根気強さについて考えてみました。

『根気強さ』とは…
『困難な状況や逆境に直面しても、目標達成のために努力を続ける粘り強さや持続力のこと』とのこと。
根気強さは以下のような点で重要です。
①自己成長:困難を乗り越える過程で、自己肯定感や達成感を高める
②目標達成:諦めずに努力を続けることで、目標達成の可能性を高める
③社会生活:粘り強さは、仕事や人間関係など、様々な場面で評価される資質

根気強さはお子さんたちが(いや、すべての働く人が)備えておくことで自走できることにつながります。
誰かとともに仕事をする上でも、必要な力です。

とはいえ、社会に出たから、仕事を始めたから備わる力ではありません。
幼い頃から、目標は何か(提示されたり、自分で立てたり)、そのためにはどんな過程が必要か考え、行動する、目標を達成する気持ちよさや他者からの評価を味わうということを繰り返すことが必要かなぁと思っています。
例えば、砂場で大きな砂山をつくる(←これが目標)、そのために砂を集めたり、崩れないように砂を固めて、また砂を持ってきて盛って固めて…を繰り返す、大きな山ができたらムフフと自分自身満足したり、「わっ!大きい山だねぇ」と目指していた目標を他者からそのように認めてもらえたりする、また今度つくろう!と思う、といったあそびの中でも根気強さが発揮されます。
お子さんたちを見ていると、提示された目標や目的の中で、過程の一部に参加し、提示された目標や目的通りの結果になり、手放しに褒められるという経験は、あそびや学習でよくしているように感じます。
自分で立てたり、提示されたりした目標や目的を理解し、自ら過程をどのように組むか考え、目標を達成するまで試行錯誤したり、繰り返したりすること、これが根気強さそのものではないかなぁと思います。
それがあるから、目標を達成したときにうれしくなったり、笑顔になれるように思います。
スポーツの練習もそうですよね?日々の練習の積み重ねが大舞台に生きてきます。

日々、インスタントに目標から過程、評価までを経験していると、なかなかこの根気強さは身につかず、むしろものごとに向き合う気力が減退してしまいます。
Oleaでは、あそびでも生活でもこの根気強さを身につけてほしい…それが願いです。
ちょっと面倒くさくても…ちょっと嫌でも…最後までやりとげる習慣を…

星に願いを…
願いが叶いますように…

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