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こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
4月も終わりに近づいてきました。
新しい場所や人に慣れてきた頃でしょうか?
また、思い描いていた日々とちょっと違うなぁ…と思っている方もいるのではないのでしょうか?
お変わりありませんか?
よくあいさつことばとして使うフレーズですね。
(お元気ですか?というあいさつことばもありますが、こちらは元気を押し付けているような気がして、気が引けちゃいます。)
「お変わりありませんか?」わたしもよく使うフレーズです。
日々の流れの中で、その人にとって良くも悪くも『お変わり』は必ずあると思っています。
この頃の通室生の様子では、新しい学校に通い始めて、通学方法が変わったり、校舎や周りの友達が変わったり。
うまく順応しているようですが、ちょっと疲れが出てくる頃…
学年が変わったお子さんも、学習内容が変わったり、クラスが変わったり。
なんとなく落ち着かなかったり、疲れていたり…
環境が変わりがちな4月を乗りこなしてきたみなさん。
ちょっと立ち止まって、自分にも「お変わりありませんか?」と尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
がんばってるのよ、今!馴染めていることにホッとしているのよ、今!
何だろう…このモヤモヤ、何だろう…この引っかかり感、何だろう…この笑顔疲れ。
自分の『お変わり』に気づくことで、安心できたり、次にすることがわかってきたり。
Oleaでも、自分の体調や心の『お変わり』について気づいたり、それに対応する自分なりの方略をお子さんたちにつけてほしいと思っています。
ひとりで悩まないで、というフレーズもよく聞くのではないでしょうか。
本当にその通りだと思います。
しかし、知らない人に自分のことをペラペラ話すことなんてできないですよね。
それは誰かと一緒にいたり、誰かと何かをしたり、人といることが安心、心強い、信頼できるという経験があるからこそ、誰かに頼れるのだと思います。
そういったことに不慣れなお子さんも多いようです。
だからこそ、Oleaでは、レッスンを通して、人と関わることってなんだか心地いいことなんだなぁということを実感してほしいと思っています。
安心、安全な場所と人がある・いることを知ってくれることを願っています。
そうした中で、お子さんが自分の『お変わり』に気づいたり、それを言葉にできたり、次へのステップへの礎にしたり。
そんなサイクルをOleaはサポートしていきます。
さぁ、みなさん。ゴールデンウィークが始まります。
(Oleaは通常営業です!お問い合わせもいつでもお待ちしております。)
お変わりありませんか?
みなさまこんにちは。くらしのまなび舎Oleaの五味です。
4月1日は多くの方々と同じように、Oleaにとっても節目の日でありまして、本日で6年目に入りました。
昨年の4月1日はどんなことを書いてたっけ...
あ、今日と同じ雨模様で、、、桜はまだ咲いてなかったんだ...でした。
そして、去年は「エージェンシー」について書いていました。
(昨年の4月1日の記事はこちらです。)
結論としては、お子さんたちにとって、Oleaは自分のエージェンシーを発揮できる場でありたい...ということを書いていたのですが、1年やってきてみて、その目標に向かって進んでいけてたんじゃないかと思っています。
というのも、実はひっそりとOleaのホームページにコンテンツページが増えておりまして…
温泉の街・伊東の住宅街に佇む小さな食堂~なぎ食堂~
↑こちらになります↑
前回のコラムで、「知的障害や発達障害のあるお子さんの幼児期から青年期までの個々の育ちに応じた一貫性のある本物のまなびができる場」づくりが軌道に乗ってきた...と書かせていただきました。
このことの種明かしをしますと、これまで取り組んできた【幼児期から学齢期に積み重ねておきたい生活スキルやコミュニケーションのまなび場】に加え、【「はたらく」という学校卒業以後のまなびを本物の環境の中でできる場】をこの1年とちょっとぐらいの間に作っておりました。
これが、このコンテンツページの正体になります。
わたしは「はたらく」ということは「他者に対して何かをすること」であると思っています。誰かに対し自分がはたらくことによって、誰かがもっと良くなっていくさまを見聞きして、その誰かがそれを実感してくださることをとおして、私自身のエージェンシーを発揮できているように感じています。
こうした感覚を、Oleaのお子さんたちが、この「なぎ食堂」で具体的に実感してもらいたく...もちろん、食堂だけでなく他の「はたらく」場も今後つくっていきたいと思っていますが、まずは、最もわかりやすい実店舗という目の前にお客さんがいる環境で「はたらく」を体験し、お子さん自身がエージェンシーというものを経験の中から感覚的に身につけてもらいながら、コミュニケーション等の「はたらく」に必要な様々なスキルやノウハウを磨いていってもらいたいなぁ...と考えています。
こんな感じで、この1年も引き続き、お子さんたちの生活する力・生きる力のまなび舎として、チャレンジしてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!