Diary
みなさん、こんばんは。
早速ですが、noteに投稿を始めましたので、
是非、ご覧ください‼
◯笑いに誘う
https://note.com/olea_kurashino/n/nd3b1ffa21a31
◯汚れちゃったら…どうする?
みなさま、こんばんは。
今日も暑い1日でした…
さて、Oleaでは、noteを始めました。
Diaryでは書ききれない思いを乗せて…
投稿しましたら、ホームページでもお知らせしますので、ご覧ください。
Diaryの過去の記事も、バージョンアップしながら、
徐々に移行していきます。
https://note.com/olea_kurashino
どうぞよろしくお願いいたします。
以前、好きなことからまなぼう!というお話をしました。
でも…好きなこと、ないんだよねぇ…というお子さん、
いらっしゃるのではないでしょうか。
好きなことがあるとどんな良いことがあるでしょうか…
例えば、
一人で遊んでいてくれる。
好きなことをきっかけに、次のステップに進める。
といったことがあると思います。
今回は、後者について、考えてみます。
まず、好きなこととは何でしょう?
おもちゃ?
タブレット?
本?
うーん…こういうものには、興味を示さないんだよね…
では、こんなことはどうでしょうか?
動くものを見る?
指をコキコキ鳴らす?
大きな声を出す?
ひとりごとを言う?
汗びっしょりになるまで動く?
ぴとっと人にくっつく?
ついついしていることってありますよね。
周りが困ってしまう場面もあるかもしれませんが、
本人が「快」の情動で行っている行動であれば、
嫌ではないことだと思われます。
例えば、「動くものを見る」。
あるお子さんと外を歩いているときのこと。
「ち バイバイ!」「ろ バイバイ!」と言っていました。
はて…?何のことかとお子さんの視線を追ってみると、
車のナンバープレートのひらがなでした。
すぐさま、そのお子さんよりも早く「も バイバイ!」と言ってみると、
「え?」という表情をしながらも、
その後は、同じことを言っていることがわかったのか、
ニコニコと何回かこの会話ターンを繰り返しました。
一見すると、一人遊びに「見える」「聞こえる」ことに、
パートナーが入り込んでみる。
そうすることで、「同じものを見れた!」「同じことを言った!」
と共同注意の場面が生まれます。
このような遊びを繰り返すうちに、
子供達はパートナーのやっていることに興味をもち、
「一緒にやってみたい!」「誘われたらやってみようかなぁ!」
と思い始めます。
繰り返しになりますが、
大切なのは【その行動が「快」】かどうかです。
「快」の情動でしている行動であれば、
巻き込まれる価値があると思います。
そして、くらしの中で子供の視線を感じたら、チャンス。
今度は、子供を私達のストーリーに誘ってみましょう。
前述のお子さんの場合も、Oleaでのくらしの中で、
巻き込まれる時間をたくさんつくるようにしています。
なので、ちょっとした時間にさりげなく新たな教材を進めてみても、
くらしの流れを止めることなく、スムーズに取り組むことができています。
(物に対する興味も増えています。)
お互いのストーリーに触れたり、誘ったり。
このようなことを継続することで、
ある程度の時間、集中できるものが見つかるのではないかと
思っています。
たくさんのおもちゃに囲まれる前に、
まずはお子さんの好きなことを一緒にやってみると
人への興味も広がり、
その先のきっかけづくりにも乗ってきてくれると思います。
Oleaでは、来室して30分程度、「リラックスタイム」として、
お子さんの好きなことをする時間をつくっています。
ごっこ遊びをしたり、お茶を飲んだり、
言葉遊びをしたり、ゴロゴロしたり、テレビをみたり…
必ず、パートナーは同じ時間を過ごすようにしています。
ここでのやりとりが、その後のプログラムの進行にも
とても大切だと感じています。
是非是非、パートナーが子供達に巻き込まれてる姿を
見に来てください。
前回の記事に引き続き、
当教室で実施した研修について、お伝えします。
(当教室での新型コロナウィルス感染防止対策を施し、
研修を実施しています。)
2回目は、研修生とのことです。
研修2日目に「生活スキル」について、
研修生と具体的にディスカッションしました。
場面によって必要な生活スキルは違うのか…
どうしたら生活スキルは身につくのか…
どんな場面で生活スキルは身につくのか…
その人の「生活」の背景(習慣)によっても、考え方は違います。
しかし、共通することもたくさんありました。
個別で、集団で、成長過程で、それぞれ育む生活スキルがあり、
適切な場面設定が必要であること(必然性)を確認しました。
さらに、子供達の食事をイメージして、食事バランスを考えながら
メニュー開発をしてもらい、実際に料理。
味付け、色合い、調理方法など、早速プログラムに取り入れました。
子供達も「おいしいね!」と大好評。
研修の感想から…(抜粋)
◯ 卒後や学校以外の公共機関での生活スキルもそうだが、
家庭での生活スキルも重要視しなければならないと強く感じた。
◯ 印象に残ったキーワードは「ストーリー」と「バウムクーヘン」である。
◯ 子供の成長の捉え方として、無理強いしたり、急いだりせず、
本当に身についたか、
人や場所などの環境が変わってもそれができるのか、
じっくり確かめることを意識すると、
バウムクーヘンのように、変わっていないように見えても
ゆっくりじっくり大きくなっていくことが成長であること。
感想から、Oleaが大切にしていることを
感じとってくれたことがわかり、うれしく思います。
今後も、もっともっと私達のConceptが
みなさんに伝わるようにいろいろな形で発信し続けます!
8月中旬の2日間、研修生がやってきました。
その時の様子を2回に渡ってお送りしたいと思います。
(当教室での新型コロナウィルス感染防止対策を施し、
研修を実施しています。)
1回目はお子さんの様子。
1日目は、通室しているお子さんにも協力していただき、
研修生にOleaを感じてもらいました。
さてさて、初めましての人と、
お子さんはどのように距離を詰めていったでしょう…
まず、自己紹介をしてもらうと、
聞いてはいるけど視線は向けない状況…(照れている?)
正対しないところからちらちら様子を確認。
大好きなおもちゃのカタログを
やや離れたところから見せるなど、
物を介してコミュニケーションを始めました。(声も小さめ)
相手が応じてくれることがわかり、
自分も伝えたいことであふれるのに合わせて、
じりじりと物理的にも距離を詰めていきました。
相手に見やすいようにカタログの向きを変えたり、
少しずつ関係性が変わっていくことが、
環境にも表れていました。
ただ…人との距離感をつかむことはまだ難しい様子。
大丈夫!と思うと近づきすぎてしまうことも…
適切な距離感で人と関わることができる力を
つけていきたいです。
いつものOleaにいつもと違う人がいる…
そんな状況でも、いつも通り過ごせたり、
ちょっぴりいつもと違う行動をしてみたり…
環境として、物理的に外でのプログラムに取り組むとともに
「人」も環境として、変化を時々つけることも
子供達の身につけた力を確認する良い機会だと感じました。