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2024-10-18 18:00:00

こんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
季節の変わり目、体調を崩したりしていませんか?
どうぞご自愛ください。

『ご自愛ください』という言葉。
自分の心や体を大切にしてください、という意味ということはご存じかと思います。
日々のレッスンで、お子さんたちを見ていると、もちろん人のことも大事にしてほしいですが、自分の心と体を大切にしてほしいなぁと思うことが多々あります。
まさに『ご自愛ください』。

来室して我々に会うことに高揚する気持ちはうれしいですが、息つく間もなくしゃべり続けたり、動き回ったり…
ご自愛ください。(ちょっと一息つけばいいのに…)

入浴時、あっという間に出てきて…
ご自愛ください。(のんびり入ればいいのに…)

食事の時に、押し込むように、飲み込むように食べていて…
ご自愛ください。(ゆっくり味わえばいいのに…)

疲れている顔をしているのに…あれしたい!これしたい!と要求の嵐…
ご自愛ください。(いったん休めばいいのに…)

こんなふうに、『ご自愛ください』と優しく微笑みながら(…で、ありたい)言葉をかけたくなることがあります。
人との関り方や相手あってのコミュニケーションの方法はまなぶ機会がいろいろな場面でありますが、ご自愛の仕方を教えてくれるところってあまりありませんよね。
自分で気づいたり、最適なご自愛方法を探したりするのかもしれませんが、教えてもらわないとわからないお子さんもいます。
Oleaはここを大事にしています。ご自愛の方法をひとつでもふたつでもお子さんに伝授できるよう…
わからなければ、教えればいいのです。覚えて良さがわかれば、お子さんたちは自然とするようになります。
自分のことを大事にすること『ご自愛』ができるからこそ、人との関りやコミュニケーションが豊かになると思います。
(自己理解なくして他者理解なし!)
とはいえ、私たちも自分のことを知る、理解する、大事にすること、意外と難しいですよね。
誰かと一緒だからわかることも多いです。Oleaはお子さんと一緒に探していきます。

みなさんはどんなふうにご自愛していますか?
お子さんはどんなご自愛をしていますか?
どうぞご自愛ください。

2024-09-21 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

最近終わってしまったドラマで心に残った一言。
『自分で考えることを放棄するな』
なんだか乱暴な言葉に聞こえますが、実はOleaでも一番大事にしていることかもしれません。
それをズバリとフレーズとして聞くと、重いなぁ…と思う反面、それこそ生きていく上で重要なことだなぁと。
流れに身を任せることも生きていく上では大事なスキルですが、ふと立ち止まって考える、これこそがお子さんたちのスキル獲得と世界の広がりにつながることだと考えています。

Oleaのファーストコンタクトは、まずは見学という形で、ご家族(本人同席の場合もあり)とお会いし、日々のくらしやコミュニケーションの様子を伺いながら、Oleaでできること、身につけてほしいことをお話させていただきます。
そのときに大事にしているのは、お子さんが日々どんなことを考え、ご家族がお子さんの将来をどのように考えていらっしゃるかということ。
これがレッスン内容を構成するカギでもあります。

見学で本人はもとよりご家族の方々にもお任せいただけると判断いただいた後、Trial Lessonを承っております。
(Trial Lessonとはいえ、ほぼ通常のレッスンと同内容を個別でお受けするかたちになりますので、費用の負担をいただいております。)
お子さんの状況に合わせて、レッスン時間や内容をご案内します。
これは通常レッスンでも同じで、お子さんひとりひとりに合わせたレッスン内容と通室パターンをご提案しております。

厳しいことかもしれませんが、Oleaは受け身では何も身につきません。
レッスンでも「これから何をしようか?」「何かしたいことはある?」「何を食べたい?」などなど、お子さんとよく相談をします。
(もちろん、いくつかの選択肢をパートナーはもっていますが、あえて『相談』というかたちをとります。)
一方で、『やりたい!やりたい!』だけでは、じっくりとスキルを醸成することができないことがあります。
そんなときには、パートナーがリードしてスキルを伝授します。
かたちとしては、お子さんがリードしたり、パートナーがリードしたり、このような役割交代ができるのは普段の関係性が大きく影響します。
なので、Oleaのレッスンは、他の塾よりも長いです。
何かをしているときだけではなく、そのつなぎの時間こそ大事にしています。

文章にすると、なかなかわかりにくいことですが、ちょっとでも響くところがございましたら、是非お問い合わせください。
お待ちしております!

2024-09-01 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
9月に入りました。長い夏休みはいかがでしたか?

この夏は…暑かった…
この夏は…◯◯へ行った!
この夏は…こんなことにチャレンジした!
この夏は…これが食べられるようになった!
この夏は…こんなあそびに夢中になった!
この夏は…こんなこと・ものが好きになった!
この夏は…この夏は…この夏は…

『この夏は…』に続く言葉、いくつありますか?
もしかしたら、お子さんとの生活の中で、いいことばかりではなかった方もいるかもしれません。
それもお子さんにとっては成長の過程かもしれません。
この夏の、なにこれ?どういうこと?がありましたら、Oleaまでご一報ください!この先の成長について一緒に考えます!

今回は『この夏は…』というふりかえりをしてみましたが、季節ごとくらいのスパンで『この春は…』『この秋は…』『この冬は…』とふりかえるのもよいかと思います。
なんにも変わらない…と思っても、お子さんは変わっていきます。成長していきます。
そういったちょこっと変化を見つけるのもOleaが得意としているところです。
是非是非、お子さんとともにする時間をいただければ、ちょこっと変化とその先に向けて必要なことをたくさんお話します!

2024-08-30 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
どこに行くかわからない台風…
気象情報と空の様子を見ながら、さてさてどうするか…と考えながらの行動が続きますね。
みなさま、ご安全に…

さて、最近のレッスンでのお話。
今回のタイトルは算数の問題のようですが、いいえ、違います!机上の話ではなく、実際の場面の話です。
あるお子さんは、おこづかいを自分の財布で管理して、欲しいものを買ってみるということをはじめました。
紆余曲折?というか、お子さんの思考の成長や変化に合わせて、ここまでやってきたという感じです。
これまでは、レジでのやりとり(セルフレジも)を含む買い物の流れに抵抗をなくすことを第一に、単純に商品とお金(いくらかピンときていないけれど…)を交換するということを、大人と一緒に練習してきました。
買い物の一連の流れにも余裕が出てきたところで、お金の価値や使い方を覚えてほしいという願いから、おこづかいの範囲内で自分の欲しいものを買ってみることに。
これまで数回一緒にお店に出かけ、自分の欲しいものとお金を比べて、うーんうーんと考えながら買い物。
はじめは、自分のおこづかいで自分の欲しいものを買えた!という喜びでいっぱいでしたが、回を重ねるたびに変化があります。
例えば、『◯円でいくつ買えるか』ということを考えるようになりました。
まず1つ欲しいものを買って、残金を見て、さらに100円ショップで調整してみたり。
幼い頃、100円を握りしめて駄菓子屋さんに行って、どれだけたくさん買えるかとか、今日は数は少なくてもいつもと違うものを!とかいろいろ工夫して買い物をした思い出のある方は多いのではないでしょうか?
今や100円では買えるものが少なくて…という状況ですが、『◯円で何が買えるか、いくつ買えるか』という経験は、とても実践的で役立つ力ではないかと思います。

一方で、こんな変化も。
お金を払うと所持金が減ってちょっと寂しい…という気持ち(「お金が減っちゃう…」とつぶやくお子さん)から、お金を店員さんに渡すタイミングがわずかながら遅れるという…
これも思考の変化かなぁと微笑ましく思っています。
お金の価値に気づき始めた!芽生えです。

とはいえ、自分が欲しいものを買う!というモチベーションで、レジでのやりとりもさらに自信が出てきました。
社会の流れは速いので、それになるべく乗れるようにアシストしていますが、着実に自分で判断してできることが増えていきます。
自信をもって行動できていれば、店員さんをはじめまわりの人々の必要以上のアシストはなくなります。
できるが増えると、自分のタイミングでできることも増えていきます。

帰宅後は早々に買ってきたものの自慢大会があるそうです。
おこづかいを用意してくれたご家族にお礼を言うように毎回お子さんに伝えていますが、そういった感謝の気持ちももてるようにしていきたいです。
自慢するということは、満足感、達成感の裏返し。そしてこれこそ次のステップへのモチベーション。
次の機会では、お子さんがどんな作戦をたててくるか…楽しみです!

2024-08-17 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
夏休みも後半戦。暑い毎日、いかがお過ごしでしょうか。

Oleaのお子さんたちも元気に過ごしています。
例年は夏休み期間は通常レッスンでしたが、今年は8月もOlea Campを実施しました。
そこで、成長の裏返しでもあるのですが、道徳的なこと、善悪の判断、社会的な行動などというところにもしっかりとターゲットを絞ってまなびを深めていかねば…と感じることがありました。
これまでは、お子さんたちの興味を広げていくということに重きを置いてきました。
最近では世界が広がり、自分とモノというところでの広がりだけではなく、モノとはいえ自分だけで完結するものではなく誰かにも影響するモノにも興味が広がっています。
これはうれしい変化でもありますが、一方で社会生活においては誰かが困る、誰かが不快に思うことにつながることになりかねないことも…
例えば、エアコンのリモコンに興味のあるお子さんたちがいます。
あるお子さんは、いろんなボタンを押したい、あるお子さんは、運転を停止したいという願望…
好きにさせればいいのに…というご意見もあるかと思いますが、気づいたら暖房が入っていたり、エアコンが切られていたり…
イタズラ好きだなぁ~と笑えないほど暑い今日この頃…他のお子さんの体調にも影響します。もちろん本人たちにも…
その都度、やめるように注意をして、元に戻すことをお子さんと一緒にするのですが、なかなか伝わらない…
むしろ、注意の回数が増えるたびにこの行動を強化しているかのような気までしてきました。
興味のあることやモノに積極的に関わることは、これまではどの場面においても、どちらかというと『よいこと』としてお子さんたちはほめられてきたことかと思います。
それはおそらくお子さんとモノで完結するものが多かったのではないでしょうか。
そのときにも、好き勝手にいじるのではなく、使い方や楽しみ方・便利さなどにも触れておくと、本質的な理解につながると考えています。
今回の例でいえば、リモコンはエアコンを運転するもので涼しくなる(冬場は暖かくなる)道具という理解が進めば、リモコンはおもちゃではなく道具になるでしょう。
とはいえ、すでに興味が先行し、おもちゃ化しているモノもあるかもしれません。
そういうときは、道徳的なこと、善悪の判断、社会的な行動といった側面を教えていく必要があります。
ここでカギになるのは、やはり初期社会性の発達。
みんな涼しくて気持ちいいね!(意図の共有・情動共有)、相手の立場になったら?(役割理解)などなど。
いつからまなんでも遅くはありませんが、早ければ早いほど、思考の習慣化ができてきます。

先日、ファミレスでのできごと。
3歳?のお子さんが、テーブルの下をくぐってあそんでいました。
しばらくして…
お父様「テーブルをくぐるのはやめな。みんなびっくりするよ。」
お子さん「なんで?」
お父様「変な行動だと思われるよ。」
お子さん「そうなんだ」
お父様「手が汚いから洗ってこよう」
と、お父様が淡々とお子さんに伝えて、手を洗いに行ってきました。
その後、お子さんはテーブルをくぐることをやめていました。
3歳のお子さんにお父様が話したことが全部伝わったとは思えませんが、いけないことはいけないということを淡々と真剣にお父様がお子さんに伝えようとした気持ちが伝わったのだと思いました。
わからないだろう…をそのままにせずに、伝えたいことをお子さんに向き合い伝え続けることがとても重要だと改めて気づかされたエピソードでした。

長々と書いてしまいました。お読みいただきありがとうございます。
最近、たくさんの方にホームページをご覧になっていただいているようです。
是非、機会がありましたら、お会いしてお話できたらと思いますので、お問い合わせくださいね!

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