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2024-02-03 12:00:00

こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

ホームページのお知らせが「あけましておめでとうございます」で止まっていました…
失礼しました。
ホームページの時は止まれど、Oleaは日々動いております!
(Instagramは毎日更新中です)

今日は節分(立春の前日)です。
節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式だそうです。
今日は、全国津々浦々で力士の皆様も豆まきを行っているのでしょうか。
最近、大相撲にハマっていまして…現地に行きたくて行きたくて仕方ない気持ちをこの文章に込めています。
『儀式』というと、形式的といったイメージもあるのかなぁと思うのですが、その決まったことをするのにも向き合い方が重要ではないかと思います。
土俵入りで、化粧まわしをちょいと持ち上げる部分があるのですが、その動作ひとつとっても、まわりと動作の大きさやタイミングを自然と合わせているでしょう。
動きがバラバラでは美しくありません。
ぐるりと土俵を囲む力士全員がほぼシンクロした動きをするには…誰かと同じ動きをしましょう!といった決まりはないはずです。
もちろん動きを覚えていることは前提として、始めるきっかけをつかみ、おおよそ動きがシンクロするように目を使い、気配をも感じながら体を動かしていく。
高度な社会性だなぁといつも見ています。
次元が違いすぎますが、これって誰かと一緒に並んで歩くときに似ているなぁと。
「いちにのさん」でスタートするわけでもなく、「いちにいちに」と声を出しているわけでもなく、動きがそろって並んで歩けるのです。
視線を使って、動きの気配を感じとり…ということを自然とやっているのです。
そういった視線の使い方や気配のキャッチの仕方が難しいお子さんもいます。
まずは、誰かと一緒にいること、何かをすることって、いいことだなぁということを実感してもらうことが第一です。
そうすると、いいことだなぁと思えることを一緒にした人とは近くにいたい!歩くときはどうしたら近くで歩けるかな?という工夫が始まります。
このような経験を積み重ねることで、必要があれば誰とでも並んで歩けるようになるのです。
『誰かと一緒に並んで歩けるといいよね』ということも、Oleaでは「隣の人より前に行ってはダメだよ」というサポートではなく、誰かと一緒に並んで歩きたくなってしまう気持ちを育みます。

2024-01-01 12:00:00

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あけましておめでとうございます。
くらしのまなび舎Oleaの五味・竹内です。

2024年のスタートです。
今年はどんなことにチャレンジしたいですか?
写真は2023年にはじめてチャレンジした紫ブロッコリーです。
お子さんたちはいつもと違うブロッコリーに『なにこれ?』といった表情でしたが、Oleaの得意とする『こんなこともあるんだ!』にお子さんたちの表情が変わるのも早くなってきました。
今年もいろいろなことにチャレンジして、変化を楽しめる子どもたちに育っていってほしいと願っています。

今年もくらしのまなび舎Oleaをどうぞよろしくお願いします。

2023-12-31 12:00:00

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの五味・竹内です。

2023年もあっという間に最終日となってしまいました。
みなさんにとって2023年はどんな1年でしたか?

写真は12月にOlea農園で収穫したミニキャベツと白菜です。
ミニキャベツはホームセンターのお買い得コーナーの弱々しい苗から、白菜は小さな小さな種から、ここまで大きく育ちました。
Oleaに集う子どもたちも、小さなきっかけから少しずつまたは大きく育っています。
これからも大事に大事に育てていきたいです。

2023年Oleaは、まだお知らせしていませんが実は大きな1歩を踏み出した年でもありました。
どんな一歩かは来年お知らせできる日がくれば…と思っています。

今年もOleaのホームページを見てくだり、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさま、よいお年をお迎えください。

2023-12-11 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
もう12月…とはいえ、今年は温かい日もあったり、Olea農園の秋咲きのひまわりが咲き誇っています!

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今日は『できる』を増やすということについて、少し書いてみようと思います。
何かできるようになった方が良いなというスキル、もっと質を上げたいなというスキル、あると思います。

『手洗い』を例に。
はじめは、どのくらいできるかな?どこが難しいかな?などなど観察。
水で手をぬらす→石鹸をつける→水で流す、という流れは理解しているなぁ。
どのくらいぬらす?どのくらい石鹸をつける?どのくらい流す?というところが課題かなぁ。
洗うことについては、十分ではないなぁ。
といった現状を整理し、一通りの手順でサポートしながら繰り返し練習する期間をつくります。
『やりかた』を覚える期間が終わったら、しばらくの期間はお子さん自身にある程度任せます。

任せている期間は、何をするかというと…
手を洗うのに自分の手の使い方がわからなければ、十分に洗えるようにならないので、手指を意識して使ったり、手の感覚を高めたりする動作をたくさんするようにします。
(具体的な練習はご興味があれば、お尋ねください!)
また、どんなときに手をあらう?どんなときに手が汚い?どんなときに手がきれいだとよい?といったことを具体的な場面で伝えていきます。
さらには、日常生活で必要なスキルは『どのくらい』という『程度』の判断ができるようになることがとても重要になります。
このあたりも練習していきます。(こちらもご興味があればお尋ねください!)

そして、また手洗いに戻ります。
すると、はじめの頃の課題をクリアしていることが多々あります。

このように、何かスキルを身につけたいと思ったときには、時間をかけて、いろいろなアプローチをしていきます。
なので、「いつの間にかできるようになっていた」という感想をご家族からよくいただきますが、Oleaではちゃんと意図的にスキル獲得に向けてのレッスンをしているのです!
まわり道をしているようですが、確実に様々な力をつけていくことにつながります。
派生させながらスキルを獲得していくのがOlea流です。

少しのつもりが…長くなってしまいました。
もうすぐ2023年も終わりですね。みなさんにとってどんな1年だったでしょうか。
そして、2024年はどんな1年にしたいですか?
またOleaのホームページやInstagramをのぞいてくださいね。

2023-10-31 18:00:00

みなさん、こんばんは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

毎日あれこれ考えたり、動いているうちに、ときはどんどん過ぎていき…
またまた久しぶりのホームページの更新となってしまいました。(言い訳…)

さて、突然ですが、お子さんは日々変化し成長します。
当たり前のことのようですが、この頃つくづく実感しております。

もちろん、日々日々成長の期間もあります。
今日もこんなことができるようになった、こんな兆しがある!
と、お子さんの変化や成長にわくわくうれしくなります。

一方で…
あれ?今までするりとできていたような…
ここまでできているから次はこれにチャレンジ!…あれ?
という期間もあります。
これも当然のことだと思っています。
その時々の心身の不調が原因のときもあります。わたしたちにもありますよね?こういうこと。
そういうときにはわりとすぐに次のステップに進めます。
ではなく、なんかうまくいかない…なんか上がってこない…という期間があります。
でも、これは実は次の大きな変化と成長の兆しだと考えています。
しばらく続くこの期間。
お子さんによっても期間の長さは違いますが、本人もズーンとしていますし、周りはやきもきします。
あせらずに、お子さんの変化を見逃さないように観察が大事になります。
ただ、この期間も忘れてはいけないのは、お子さんをひとりぼっちにしないこと。
人と関わることを避けがちになることもあると思いますが、ぐいぐい関わるのではなく、近くにいるよ!というアピールをしつつ、お子さんからの視線や言葉などのアクションを見逃さずにおおよそ同じテンションでレシーブし、優しいトスをする。これが大事です。
この時間を恐れずに(無理強いせずに)共有することを続けると、その先には大きな変化と成長があります。
実際にOleaのお子さんもこのような時期を長くも短くも経験しながら育っています。

ちょっと今日のお話はわかりにくい内容だったかと思いますが、これがOleaのレッスン時間が長めなこと、即効性はありませんと言ってしまう理由です。
一日一歩進む日があっても、足踏みする日があっても、少し後ろを向く日があってもいいんです。
Oleaはじっくり向き合います。

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