Diary

2021-09-23 12:00:00

パートナーのつぶやき…ごはんとみそ汁①

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

Oleaの食事。
子どもたちと一緒につくります。そして一緒に食べます。
基本的にいつもあるのは、ごはんとみそ汁。
子どもたちとごはんとみそ汁について、2回にわたってお話します。

今回は、ごはん。

米のとぎ方は、パートナー試行錯誤を繰り返し…
米に触りながらとぐと、手につくのを嫌がるお子さんが多く…しかも、手を振って取ろうと…散らかります…
それを拾ってくれれば良いのですが…自分の使う場所は、きれいに使う、汚れたらきれいにする意識を育てているところです。

そこで、定着したとぎ方がこちら。
まずは、ざるとボウルを重ね、米を入れます。(計量は練習中)

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【手順】
・米がかぶるくらいまで水を入れる。
・ざるをフリフリする。
・ボウルの水を流す。 ………  これを3回繰り返す

ボウルよりざるの方が高さがあるので、なみなみと水を入れても、米が流れることがありません。
ざるをフリフリするのは、ハンドルを操作する感覚のようで遊び感覚で楽しんでいます。
水を流すとき、はじめは、ざるをシンクにおいてから、ジャーっと流していました。
次第に写真のように、片手でざるを持ち上げて、もう片方の手で水を流すことができるようになってきました。
手の巧緻性アップ!

この後、炊飯器の内釜に、米を入れます。
はみ出さないように慎重に、ざるに残った米や麦も1粒残らず入れる練習を重ね…
力を調整したり、指先を上手に使って、注意深くお釜に移すことができるようになりました。

さらには、ざるについた米や麦を1粒残らず…の練習の成果か、手についてしまった粒も意識して、最終的には内釜の中に入れることができるように!
食べ物を大切にする心や自分の使う場所をきれいに使う意識が芽生えています。

そして、内釜のガイドに合わせて水を入れます。
見るべき目盛を指さしながら、数字(何合入れたか)を伝えると、見ながら水を入れています。
目盛を意識できても、水を入れた容器に水が残った状態で(途中で)止めることがなかなか難しい…
少しずつ傾けながら、力を調整しながら水を入れる練習をしているところです。
水の量をパートナーと確認したら、意気揚々と炊飯器におさめて、スイッチオン。

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おかずができて、テーブルの用意ができたら、ごはんをよそいます。
熱々の湯気のかわし方も上手になってきました。
はじめのころは、炊飯器の外に打ち上げてしまっていたごはんも、上手にしゃもじでよそえるようになってきました。

子どもたちと一緒に料理をしていて思うこと…
液体をちょっとずつ入れたり、食材の硬さに合わせて包丁を入れたり…ということが難しい…
具体的に言うと、計量カップの目盛に合わせて水を入れようとすると水栓レバー全開で、入れすぎると全部捨ててしまったり…
きゅうりを切るのも、肉を切るのも同じ力だったり…
この「中途半端」な状況が苦手です。
0か100か…

これは、力の調整の仕方がわからなかったり、体の動かし方がわからなかったり、気分的にまたは視覚的に中途半端が気持ち悪かったり…理由は様々。
力の使い方や体の使い方がわからなかったら、覚えればよいのです。
Oleaでは、料理の場面でも繰り返しチャレンジしますが、多方面からアプローチ。
リラックスタイムで、体の力を抜くことを練習したり、外を歩くときに体の使い方を練習したり。
中途半端で気持ち悪いと思うことは、気持ちがよく見えたり、感じたりする方を教えます。
(目盛にピッタリ!きゅうりの大きさが同じ!など)

明日は、みそ汁の話をしたいと思います。

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