Diary

2021-07-30 12:00:00

Oleaのひみつ!~パートナー竹内編~

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

今日は、Oleaのひみつ!~パートナー竹内編~です。

kae-by-juno.jpg kae.jpg

左側は通室生が描いてくれた竹内、右側は宿泊プログラムの集合写真になんとか映り込む竹内です。
(マスク姿で失礼します…)

パートナーという言葉をOleaでは使っています。
Oleaでは、子どもたちとくらしをともにする大人をパートナーと呼びます。
そのひとりである竹内の自己紹介をいまさらですがさせていただきます。
ホームページのVisionのページにも少し書いてあります。

竹内 嘉恵(たけうち かえ)と申します。(1980年生まれ)
Oleaでは、パートナーゆえ「竹内先生」ではない呼び方で…と思っているものの、いまだ「竹内さん」「嘉恵さん」は定着せず…

2020年3月まで、都立の知的障害特別支援学校の教員を13年間していました。
もっとじっくりお子さんと向き合いたい、そうしたら、もっともっとお子さんたちは伸びていくという純粋な思いのもと、思い切って飛び出しました。
現在、通室してくれているお子さんの中には、わたしがくらしのまなび舎Oleaを設立したのを聞きつけて、入会してくれた方もいます!
教員時代も生活に根ざした教育をモットーにやってきましたが、枠組みの中では中途半端になってしまうことがある…
それが悩みでした。もどかしさでもありました。
でも、今は思いっきり、お子さんの近くでお子さんに必要なことを必要なだけ、またそれ以上に育むことができることに喜びを感じています。
毎回のレッスン後に、ご家族の方とゆっくりお話できることもわたしにとっては貴重な時間です。

Oleaでは、通室時にご家庭から連絡帳のようなものは書いていただいていません。
体調に関わることのみ、事前に伺っています。
通室したところから、お子さんのその日のコンディションを把握し、その日のプログラムの内容を調整します。
Oleaの中でのお子さんの成長について毎回丁寧に文字と映像でレポートし、ご家族との共有をしています。(これもOleaのひみつ!のひとつです)

さて、わたしはどんなことをしてきたかというと…

明治学院大学社会学部社会福祉学科を卒業。
そこでは、福祉を学びながら特別支援学校(当時は養護学校)の教員免許取得。
大学時代にはサークル活動で、特別支援学級や特別支援学校に在籍する小学生から高校生までのお子さんと体操したり、工作したり、料理をしたり、出かけたり、キャンプをしたり…といった余暇活動の企画や運営をしていました。
そこで出会ったご家族のみなさんからいろんな話を伺ったり、実際の生活の場にお邪魔したり(図々しい…)する中で、「くらし」は本人にとっても家族にとっても大事なことだということを感じました。
もしかすると、今のわたしがあるのは、ここが原点だったかもしれません。
その他、小学校で介助員、知的障害のあるお子さんの家庭教師、今でいうところの放デイでもアルバイトもしていました。

卒業後は、ある区の学童保育の指導員を2年間。
(特別支援学校での教育実習で出会った先生方が、みなさん社会人や他の自治体の経験がある方でした。
外を見ることは大切だとおっしゃっていてて、その通りだと思い、すぐに教員になるという選択はしませんでした。)
そこでは、通常級と特別支援学級のお子さんと過ごし、自分で考えて心地よく余暇を過ごすことができるのはすごいことだなぁ…と感じていました。

都立の知的障害特別学校で13年。
重度重複学級担任1年、自閉症学級担任9年、大学院休職1年、新設校開設準備1年、主幹教諭1年(学年付き教員)の13年。
どのお子さんも社会性と生活スキルを身につけることが大切だということを常々考えていました。
途中、筑波大学大学院で、子どもたちが体の動きを他者と共有する中で他者意識を高めていくといった社会性の発達について研究を行いました。
その後、日本特殊教育学会のポスター発表やシンポジウムも行っています。
今年の9月の日本特殊教育学会でプログラミング学習について発表する予定です。

そして、2020年4月、くらしのまなび舎Oleaを設立。
これまで、お子さんたちの学校での姿も放課後での姿も見て、一緒に過ごしてきました。
学校の仕組みはもちろん、福祉の仕組みも理解しています。
(もし「あら、困ったわ…」「こんな時はどうしよう…」ということがありましたら、是非ご連絡ください!お力になれることがあるかもしれません。)
そこがわたしの強みだと思っています。
お子さんの成長を支えること、ご家族のみなさんとあれこれいろんな話をすること、これがわたしの生きがいです!
本当に…?と思われるかもしれませんが、本当です‼
きっとわたしの夢をお話したらわかっていただけると思います。(それは、直接お会いしたときに…)

ざっと書いたつもりでしたが、長くなってしまいました…
後日、ひとつひとつのエピソードを丁寧にご紹介できたらなぁと思います。
少しでもこれをとおして、竹内とは…何者?から、竹内とは…こんな人かぁ!と思ってもらえたらうれしいです。

 

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