Diary

2021-09-03 12:00:00

パートナーのつぶやき…プログラミングで『くらす力』

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

これまで、プログラミング学習で育むことができる力についてお話してきました。
今日で一旦一区切り…ということで、プログラミング学習と『くらす力』について改めて書いてみたいと思います。

「toio」の「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」では、カードでロボットの動きをプログラミングしています。


手順としては…
ロボットの動きをカードでプログラミング→ロボットにプログラムを読ませる→スタートにロボットを置く→ロボットが動く(うまくいかなかったら、プログラミングし直す…)→ゴール

ロボットは右に左に前に動くのに、カードは左から右の一方通行でプログラミングする…
まず最初にお子さんが???な表情をするところです。
ロボットを動かすための基本的なルールですが、ロボットの動きとプログラミングの流れの向きが違うので、イメージを一致させていくのが意外と難しいですよね。(「あれれ、向きが逆だ!」みたいな...)

でも、お子さん、繰り返すうちになんとなく理解してしまいます。プログラミングの意味を理解する一歩です。

また、ロボットをスタートからゴールまで動かすためには次のような力が必要です。

◯スタートはどこか、ゴールはどこか等、迷路の全体像を把握する力
◯ロボットがどんなルートを通ったらゴールにたどり着けるか、ロボットの動きを想像する力
◯ロボットがどんな動きをしたら想像したルートを辿れるか、ロボットの具体的な動き方を構築する力

これと同じことを、料理に置き換えて考えてみます。
(またも例が料理ですみません…)

◯おなかが空いたので、どんな料理を食べようか、一食の献立全体を把握する力
◯どんな食材を使おうか、どんな調理方法をしようか、料理のレシピを想像する力
◯食材の下ごしらえや加熱、混ぜる、和える等、どんな作業を組み合わせることで一食の献立を作り上げていくか、具体的な手順を構築する力

プログラミングと料理、共通することは3つあります。

◯スタートからゴールまでの全体像を把握し、自分がやりたいことを決める力
「toio」ではゴールにたどり着きたいという意思、料理ではこのメニューが食べたいという意思を持つことです。
 プログラミングも料理も、自分がどうしたいのか意思をもつことが最初の一歩になります。


◯どのようにしたら自分が望む(欲しい)ゴールの姿を実現できるか、イメージする力

「toio」では、ゴールにたどり着くまでにはどんなルートが考えられるのかをイメージしたり、料理では、食べたいメニューをつくるためには、どんな食材を使って、どのような料理方法が良さそうなのかをイメージしたりすることです。
 プログラミングも料理も、ゴールに向かう方法を固めるのが重要です。


◯ゴールに到達するための具体的な手順を順序立てて組み立てる力

「toio」では導き出したルートをたどるための方法を順序立てる、料理では、メニューで決めた料理をつくる工程を決めることです。
「toio」も料理も、あれもこれもそれもどれも…と思いついたことを一度にすることはできませんし、ゴールにたどり着くために必要な工程も考慮しなくてはなりません。


プログラミングからくらしを学び、くらしからプログラミングを学ぶ…
Oleaに通室するお子さんは、様々な本物の体験から生活スキルや社会性を学んでいます。


※ “toio”は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です


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