Diary

2021-09-08 12:00:00

パートナーのつぶやき…リラックスタイムの効果

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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。

言い方は伝わり方にも大きく関わりますよね。
お子さんたちにも適切な相手への向き合い方、伝え方を身につけてほしいと思っています。
シュミレーション的にまなぶ方法もあるでしょう。
Oleaでは、生活の場面で、本物の場面で、まなぶ機会をつくっています。

例えば、お子さんが何か使いたいものがある場合…
力一杯、大きな声で「〇〇、貸してくださいっ!」と言ったとします。
言葉だけでみれば「貸してください」と言っているからいいじゃない!という見方もできます。
Oleaでは、そのときのお子さんの態度も含めて伝え方だと考えています。
なので、もう少し小さな声で、優しく言うと良いことを、言葉で伝えたり、手本を示したりします。
そこで、お子さん自身が気づいて修正できるとよいのですが、難しいこともあります。
その理由としては、体に力が入りすぎていて、その力を手放せない…ということが考えられます。
その場合、たとえ、ほしいものが手に入ったとしても、うまく使えなかったり、乱暴に扱ってしまったりする可能性があります。
また、使うことができたとしても、必要以上に疲れてしまって、次のやりたいことややならければいけないことの継続が難しくなることも…
それでは、楽しくないですよね…

そこで、リラックスタイムで身についた力が効いてきます。
このリラックスタイムの一番の目的は、体の力を抜くこと。
つまり、自分の体の力が抜けていることに気づくこと、自分で意識的に力を抜くこと。
この両方ができるようになることを目標としています。

力を抜くことができれば、力を入れること、しかもその力を調整することもできるようになってきます。
そうすると、声の大きさの調整やものを扱うときの力の調整も上手になってきます。
体に力がガチガチに入っているときの視野よりも、ゆったりのんびりと力が抜けているときの方が視野も広がり、他者への意識も広がります。
そして、これらは態度やふるまいにもつながり、人とのコミュニケーションをよりよいものにもしていきます。

一方で、ここぞというときに、力を入れるのが得意でないお子さんもいます。
このような場合も適切な力の調整が難しい段階なので、リラックスタイムで部分的に意識的に体の力を入れる練習をしたりすることもあります。
いずれの場合も、自分のどこに力が入っているかな、どうしたら力が入るかなという感覚を覚えてほしいと思っています。

具体的なレッスン内容は、是非体験してみてください。

そのような経験が、意識しなくても力を入れたり抜いたりしながら生活することにつながっていきます。
さらには、快の情動のときでも不快の情動のときでも、自分の体の力をコントロールすることで、自分の感情もコントロールできるようになるきっかけにもなっていきます。