Diary
パートナーのつぶやき…手洗いからまなぶ
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
Oleaでも、新型コロナウィルス感染拡大防止の向けた、手洗い、うがい、換気、分散に取り組んでいます。
『手洗い』はすっかり生活の一部になっていますね。
Oleaでは、教室外から教室内に入るときだけではなく、場面の転換ごと(特に料理中)に励行しています。
さまざまな感染症から守ってくれる『手洗い』。
お子さんたちにもしっかり身につけたい力です。
今日は『手洗い』からのまなびについてお話したいと思います。
感染予防対策の期間が長くなり、お子さんたちもずいぶん手洗いが上手になってきました。
(必然的に練習する機会が増えたと思って、たくさん練習しましょう!)
はじめのころは、指先だけ水をつけて終わり…泡をつけて流して終わり…というお子さんがいました。
手洗いは時間をかけるのが目的でなく、念入りに隅々まで洗った結果、時間がかかるものです。
手洗いマニュアルなどもありますが、お子さんの実情に合わせて、どうやったら手首から指の先まできれいに洗えるように手立てを考えます。
まずは、お子さんが普段どんな手指の使い方をしているか観察。
例えば、あるお子さんの場合…
・指先だけでものを操作していることが多い
・何かを握ったり、体を支えるときに、手のひらが浮いている などなど
手洗い場面を見てみると、手のひらを洗えていませんでした。
その後、手洗いのときに手のひらを洗う練習をして、遊びや学習、料理場面でも手のひらを意識できるように練習を重ねました。
すると、手のひらの感覚を覚えたようで、手洗いはもちろん、他の日常生活動作でも手をうまく使えることが多くなってきました。
Oleaでは、汚れたらきれいにする、衛生を保つためにきれいにすることを大切にしています。
手が汚れたから洗う、料理の前には手を洗うなど、実際の場面で必然性を感じながら行っています。
お子さんたちには、手洗いを通して、またさまざまなプログラムを通して、手にも体にもいろいろな感覚を味わってほしいと思っています。
これらの相乗効果により、手洗いのスキルや他の日常生活動作の向上を図ることができると考えています。
お子さんたちには手洗いの意味である衛生意識も合わせて理解してほしいです。
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