Diary

2020-08-03 18:00:00

遅めの梅雨明け…やっと、梅漬けから梅干しへ。

(すでにおいしくいただいていますが、もっとおいしくなーれ!)

それにしても、美しい梅ですね!

 

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Oleaでのプログラムは、生活スキルに関することを中心に進めています。

掃除、料理(食事)、買い物…どれもプログラムの中に取り入れています。

 

では、どのように取り入れているのでしょうか…

 

キーワードは「必然性」です。

 

 汚れちゃったから、トイレをきれいにしよう。

 (きれいに使えるようにすることも大切…)

 おなかがすくから、ごはんをつくろう。

 ごはんをつくるから、買い物に行こう。

 

などなど...

 

切り取り方次第では、

「掃除」「料理(食事)」「買い物」…となるわけですが、

Oleaでは、それぞれのストーリーを大切にしています。

それが、「◯◯だからやろう!」です。

 

切り取ったコトを絞って、スキルを高めていく方法もあります。

しかし、その前後のストーリーがわかり、

必然性からスキルを獲得していくことが重要だと考えています。

その方が、子どもたちへの定着には、近道だと実感しています。

 

例えば、「食事」と言っても「食べる」ことだけではないですよね。

自分たちの食事を考えると…

 

 今日は何を食べようかなぁ。

 昨日は肉を食べたから、今日は魚かな…

 冷蔵庫、何にもないや。買い物行こう。

 買ってきたものは、全部冷蔵庫入れよう。

 あれ?いっぱいになっちゃうなぁ。整理しないと…

 これは常温保存だから、ストック棚に入れておこう。

 さーて、つくるぞ!

 材料はどのくらい使うかなぁ。

 4人分だから、このくらいかな。

 残りは冷凍しておこう…

 どの順番につくったら、作りたてを食べられるかなぁ。

 

料理を始めるまでのストーリーって、こんなにある‼

でも、まだ足りないくらい。

この中にもたくさんの「◯◯だからやろう!」が隠れていますね!

 

 

一緒に料理をはじめて、3カ月のお子さんのおはなし。

キッチンでのできごとを、毎回とても楽しみにしています。

 

 米をとぐのも初めて!

 味噌汁をつくるのも初めて!

 もちろん包丁を使うのも初めて!

 

毎回、そのわくわくどきどきすることに挑戦しながら、

大人のやっていることをずっと見ていました。

 

一食つくるのに、大人は完成に向けてプログラミングして進めていきます。

 (どんな順番で作ったら、時間内に適温のものをつくれるかなぁ???)

その中で、お子さんの興味や課題に合わせて、

考える場面を設定したり、料理に誘っていきます。

 

この頃では、そろそろ全部できるかなぁというタイミングで、

 味噌汁のお椀を調理台に、

 お茶碗を炊飯器の近くに、

人数分そっと置いてくれるようになりました。

 

また、他のお子さんは、大人がキッチンに立って料理を始めることを感じとり、

スッと傍に来て「何からつくろうか」と自然な感じで聞いてくれました。

 

すごいことだと思いませんか?

どちらも「食事」のストーリーを意識しているからできることです。

 

基本的には食事は1日3回あります。ご家庭でも、外でも…

毎日、子どもたちが考える場面を設定しようと思えば、

ご家庭でもさりげなく少しずつ進めることができます。

 

この2つのエピソードにも、

 「◯◯だからやろう!」

と考える場面が隠れていましたね。

   

また、料理は手指をたくさん使います。

(先日はリクエストのタコさんウインナーを

 お子さんが私よりも素早く上手に作っていました!)

手先の機能を高めるのに良いトレーニングになります。

 

 さらには、その自分の行為が見た目や味で、

すぐにフィードバックされ、体験が実感として記憶に残ります。

 (自分で作った!彩りがキレイ!!おいし~い♪)

 

そして、「生活」を育むための認知学習も、必然性を大切にしています。

 

例えば、食品の賞味期限。

賞味期限がいつまでか、表示を見てわかったら、すごいと思いませんか?

どこに書いてある?日付は?などなど...

(まだ期限内だね。食べられるよ!)

 

パッケージを見て、必要な情報を探して、

日付が読めるようになったり、保存場所がわかったり…

これらは全て生きた学習であり、「生きる力」だと思います。

 

こうしたことから、Oleaでは「食事」をプログラムに取り入れているのです。

 

このようにOleaでは、生活スキルを「スキル」として身につけるのではなく、

ストーリーも含めた「くらし」という形での獲得を目指しています。

 

「くらし」を獲得していく中で、友達や大人との関わりをとおし、

コミュニケーション力や最後までやり切る力などを育んでいます。

 

「くらし」は何気ないものが、いつでもどこでも教材になります。

 

日常の「◯◯だからやろう!」を、子どもたちと考えながら生活してみると、

子どもたちへの「くらし」のススメ方が変わりませんか?

 

 

Oleaで新しいチャレンジをしませんか?

いつでもこちらから、お待ちしております。