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2020-07-22 18:00:00

Oleaでは、子どもたちの体験活動を大切にしています。

 

そして、通室されるお子さんのご家族の方々にも

実際に見ていただくこと、体験していただくことで、

フィードバックしていくことも大切だと考えています。

では、どのように行っているのか、具体的にご紹介します。

 

まずは、見ることについて。

 

Oleaでは、通室中、滞在時間にもよりますが、

お子さんの様子を画像や映像(10本程度)に撮り、

併せてその時の様子を連絡帳アプリで言葉で記録し、

その日のうちにご家族と共有しています。

 

ご家族の方々のお迎えの際に、その画像や映像を見ながら、

お子さんの活動の振りかえりや課題についてお話しします。

 

子どもたちのがんばる姿について、そのことが次に何につながるのか、

どのように発展させていくのかをお伝えします。

落ち着かなくなった時の様子も撮ることもあります。

感情のコントロールについての現状や今後の課題についてもお話します。

こうしたコミュニケーションの中から、次回プログラムの細かな調整をします。

 

ちなみに、その動画や映像、連絡帳はご家庭からもみることができるので、

お子さんが何をしたかを振り返ったり、(自分の行動をモニターできるのはとても良いことです)

直接お話しできなかったご家族やおじいちゃん、おばあちゃんにもみていただけます。

ご家族のみなさまで、お子さんの成長ポイントに触れてもらうことができます。

 

次に、体験することについて。

 

先日は、ゆっくり食事をとれるようになってほしいと願うご家族と一緒に

ごはんを食べました。

 

IMG20200719113414.jpg

 

この日のメニューは、鶏肉の梅しょうゆ炒め、高野豆腐とちくわの煮物、

きゅうりとトマトのマヨサラダ、お麩とわかめの味噌汁、ごはん。

もちろんお子さんと一緒に1時間くらいかけてつくりました。

 

ご家族は、食べると思っていなかった食材をお子さんが食べる様子に驚かれていました。

(この日もお子さんは最終的にいつも通りほぼ全て食べました!)

また、食感や食べ物の温度、食材の切り方、食具などを見て、実際に体験してただきました。

 

さらには、お子さんがその日に取り組んだ内容を

お迎えの時に一緒に来てくれたきょうだいとやってみることもあります。

お子さんが、きょうだいに教えている姿は何とも頼もしいです。

 

Oleaでの活動から、ご家庭でも取り組んでいただけるヒントを、

少しでも提供できたらと思っています。