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Oleaでは、毎回プログラムの様子を
電子連絡帳と映像で保護者の方にお伝えしています。
あわせて、プログラム終了後、保護者の方々と
映像を見ながらのフィードバックを大切にしています。
そのフィードバックの時のお話です。
これまで、フィードバックの時間は
早くその場から…
といった様子のお子さんが、
ここ何回か「おはなしー」と言いながら、
保護者がいらっしゃる前から椅子に座って待っていました。
そして、フィードバックがはじまり、
そのお子さんがじーっと見つめてきます。
パートナー:ねぇ、〇〇さん、すごくこっち見てるけど、
〇〇さんが今日がんばっていたことをお話して、
「すごいね」って褒めているんだよ。
「こんなに頑張ったんだよ」って、
お父さん、お母さんと一緒にビデオ見ながらお話しているんだよ。
お母様:そうだよ、「〇〇がこんなこともできるんだ、すごいなぁ」って
お話していたんだよ。
お家でもやってもらおうと思っているんだよ。
お子さん:…(ホントかぁ…?)
と、怪訝な表情をしつつも、一応は安心した様子。
その後は表情も緩み、いつもは一足先にお父様と車に向かうのですが、
この日はご家族一緒に「さようなら」ができました。
お子さんは、本当によく聞いていて、わかっているなぁと
ご家族へのフィードバック時に感じます。
自分自身も思い返せば、
三者面談や個人面談は、本当に嫌な時間でした。
まず、褒められることは一つもなく、
家で親からのお説教をもらう原因にしかならないもの。
苦痛を引き起こす、厄介なものでした。
このお子さんも私と同様、これまでの経験から、
自分の親がフィードバックを受ける(悪い話を聞かされる…のか⁉)
→ 低い声色で残念だと話(お説教)をされる…のか⁉
→ ガッカリされて、雰囲気が悪くなる…のか⁉
というふうに、
フィードバックを感じ取っていたかもしれません。
しかし、フィードバックの場が、
褒めてもらえる場
居心地の悪くない場
ということがわかったことにより、
私たちに対する安心や信頼が深まり、保護者の方々に、
伝えてほしい!
話してほしい!
聞いてもらいたい!
という気持ちが芽生え、
その時間の心地よさを感じられるようになったのだと思います。
だからこそ、「おはなしー」と座ってフィードバックの時間を
待っている(少しは楽しみにしている?)ようになったのかもしれませんね。
聞いていて…いいんだよね…?
いいんだよ!一緒に話そう!伝えよう!