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2021-02-28 18:00:00

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みなさん、こんばんは。

くらしのまなび舎 Oleaの竹内です。

 

家に帰ったとき…「はぁ~」と深いため息とともに、座り込んじゃうことありませんか?

しばらく、じーっと何も考えていないようで、その日にあったことをぼんやり考えたり…

さて、これからどうしようか…ごはんの仕度をしようか…お風呂の準備か…などと考えたり。

 

わたしにとってはとても大切な時間だなぁと思っています。

これがないと、「よし!やるか!」と立ち上がり、次の行動に移れません。

気持ちの切り替え時間。

 

お子さんも同じではないでしょうか。

帰宅して、ほっと一息。「今日ね、こんなことがあったよ!」「これからこんなことして遊ぶよ!」なんて、話しながらおやつを食べたり、お茶を飲んだり。この何気ないコミュニケーションが豊かな関係性につながるのではないかと思います。

おしゃべりが難しいお子さんもいます。でも、一緒です。誰かの近くにぴとっと寄り添って座ったり、ゴローンとしたり。安心できる場にほっとしたり、環境が変わったことを感じとったり、なにをしようかなぁときょろきょろしたりと次への行動のアイドリング時間ではないかと考えています。

 

Oleaでは、平日、学校が終わってからそのまま通室します。

広くて人が多くていろんな音が聞こえる環境から、見渡せる範囲の教室や人、聞き分けられる音といった環境の変化があります。

環境の変化は気持ちの変化でもあります。属する場所でそれぞれの顔をもつのは大切なことです。とはいえ、気を張っているのでしょう。

Oleaの扉を開けると、「はぁ~」とため息をつくお子さんもいます。安心の場所と思ってくれていることがうれしいです。

 

まずは通室すると手洗い・うがい。そのあとは、リラックスタイム。(写真は、お子さんが大好きなテレビ番組表をみているところ。)冬場はこたつを出しているので、ぬくぬくひとやすみ。お茶をのんだり、ときにはゴロゴロしたり。それをパートナーは見守り、時間を共有します。そして、タイミングをみて「今日はこれやってみよう!」と誘います。

 

Oleaでは、矢継ぎ早に、行動を指示したり、プログラムを詰め込んだりしません。なので、レッスン時間も長めです。メリハリともいうのかもれませんが、レッスン中の「あそび」「運動」「学習」「食事」などの合間も意識的に「ひとやすみ」を入れるようにしています。そのことが、自主性にもつながっています。

 

このように、「ひとやすみ」というアイドリング時間を重ねながら、いくつかのプログラムを流れでこなすことができるようになることが、「生活」につながります。だからこそ、Oleaの1レッスンは長いのです。むしろ、時間をいただいています。

 

お子さんが自分から「ひとやすみ」できるようになったら、すばらしい!ぼんやりしているように見えても、思考や気持ちを整えています。あまりにも長くなるのも…ですが。そんな時には、次への行動のきっかけをさりげなく。

 

さっ、パートナーのつぶやき…を書いたので、お茶でも飲みながら、ひとやすみをしよう!

あっ…でも、あとでnoteも投稿します。お子さんの様子も追記しますよ!お楽しみに。