Information
こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
ホームページのお知らせが「あけましておめでとうございます」で止まっていました…
失礼しました。
ホームページの時は止まれど、Oleaは日々動いております!
(Instagramは毎日更新中です)
今日は節分(立春の前日)です。
節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式だそうです。
今日は、全国津々浦々で力士の皆様も豆まきを行っているのでしょうか。
最近、大相撲にハマっていまして…現地に行きたくて行きたくて仕方ない気持ちをこの文章に込めています。
『儀式』というと、形式的といったイメージもあるのかなぁと思うのですが、その決まったことをするのにも向き合い方が重要ではないかと思います。
土俵入りで、化粧まわしをちょいと持ち上げる部分があるのですが、その動作ひとつとっても、まわりと動作の大きさやタイミングを自然と合わせているでしょう。
動きがバラバラでは美しくありません。
ぐるりと土俵を囲む力士全員がほぼシンクロした動きをするには…誰かと同じ動きをしましょう!といった決まりはないはずです。
もちろん動きを覚えていることは前提として、始めるきっかけをつかみ、おおよそ動きがシンクロするように目を使い、気配をも感じながら体を動かしていく。
高度な社会性だなぁといつも見ています。
次元が違いすぎますが、これって誰かと一緒に並んで歩くときに似ているなぁと。
「いちにのさん」でスタートするわけでもなく、「いちにいちに」と声を出しているわけでもなく、動きがそろって並んで歩けるのです。
視線を使って、動きの気配を感じとり…ということを自然とやっているのです。
そういった視線の使い方や気配のキャッチの仕方が難しいお子さんもいます。
まずは、誰かと一緒にいること、何かをすることって、いいことだなぁということを実感してもらうことが第一です。
そうすると、いいことだなぁと思えることを一緒にした人とは近くにいたい!歩くときはどうしたら近くで歩けるかな?という工夫が始まります。
このような経験を積み重ねることで、必要があれば誰とでも並んで歩けるようになるのです。
『誰かと一緒に並んで歩けるといいよね』ということも、Oleaでは「隣の人より前に行ってはダメだよ」というサポートではなく、誰かと一緒に並んで歩きたくなってしまう気持ちを育みます。