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みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
今日はレッスンでは何をしているの?というお話。
Oleaで大事にしていることは、生活スキルや対人的なスキルの向上。
これらはお子さんの生活環境や経験によって課題はさまざまです。
とはいえ、どちらもかなりプライベートなこと。ぐりぐり教えれば簡単にできるようになるということではありません。
まずは準備段階として、Oleaが安心できる場所であることを実感してもらえるところを目指します。
知らない場所で、知らない人にぐいぐいあれこれ言われても嫌ですよね…
なので、お子さんには安心グッズを持参してもらい、Oleaの室内の大丈夫そうな場所でそれとともに過ごしてもらいます。
(安心グッズがこれといってないわ…というお子さんには、こちらでいくつか準備します。)
外遊びが好き!というお子さんとは、Oleaの建物の裏側にある公園に一緒に行きます。
お菓子がつくりたい!というお子さんには、キッチンで安全に料理できるようにチラリチラリと見守ります。
お茶が飲みたい、コーヒーが飲みたいというお子さんには「どうぞ」と出します。さりげなく同じものを飲みます。
この段階では、我々パートナー(大人)は近づき過ぎないようにしています。むしろ距離を置きます。
(この間で、我々はお子さんをこっそりじっくり観察させてもらっています。)
その後は、我々の腕の見せどころですがw、じわじわと時間をかけてお子さんの世界に入らせてもらいます。
お子さんによっては1時間を目標にTrialLessonや通常レッスンを始めますが、意外と気づいたら数時間過ごせちゃった!というお子さんが多いです。
そのようなことを通室当初は繰り返し、「Oleaって悪くないじゃん!また行ってもいいかなぁ」と思ってもらえることを目指して、月に1回、2回というところから始めるお子さんもいます。
早めに馴染んでくれるお子さんは、すぐに週1ペースでのレッスンを開始します。
どちらが良いということではなく、お子さんのペースや思考を守りたい。ただそれだけです。
お子さんの世界に入れてくれ始めたら、少しずつ課題に迫るレッスンにさりげなくお子さんを巻き込んでいきます。
Oleaは「はじめます」「おわります」などの言葉かけはしません。
「おはようございます/こんにちは」ではじまり、「さようなら、また今度!」でおわります。
これが自然な時間の流れ。そして自主性を高めることにつながることだと考えています。