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2025-05-06 12:00:00

みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
連休最終日。どんな気分でお迎えでしょうか。
Oleaは今日もレッスン日!

今日は、基本的生活習慣って何?どうやって育むの?というお話。
基本的生活習慣って何でしょう…
『よく体を動かし、よく食べ、よく眠る』これがまずは基本のようです。
Oleaでは、それに加え、「清潔」「着替え」「排せつ」等も基本的な生活習慣としています。
『よく体を動かし、よく食べ、よく眠る』ことを支えるものでもあります。
いわば『くらし』。
このようなことが自分でできるようになると、くらすことが楽しくなり、興味の広がりやまなびの機会が増えていきます。
こうした「生活意欲の向上」は、将来の「労働意欲への向上」につながっていくと考えています。

では、どのようにくらしをまなんでいくか。
Oleaでは、 『本物でまなぶ』これを重要なことと考えています。
Oleaでのまなびの多くは、「遊び」「学習」「運動」「食事」「入浴」「手仕事」「掃除」「洗濯」などの本物の生活トピックを題材にしています。
(この本物の場を自然な形で設定することも我々の腕の見せどころ!)
こうした場面で必要となる生活スキルを「スキル」として身につけるのではなく、前後のストーリーも含めた「くらし」という形で獲得することを目指しています。
因果関係も大事にしています。お風呂に入るから着替える、料理をするから手をきれいに洗う、などなど。
また、「くらし」を獲得していく中で、大人(パートナー)や友達との関わりをとおし、コミュニケーション力や最後までやりきる力などを育んでいます。
だから、「はじめます」「おわります」をしないのです。生活は流れとして続いていきます。
時間はかかりますが、結果として総合的に力をつけていくにはこのストーリーの中でのまなびが近道だと考えています。

最近の通室生の話。
通室をはじめて5年。
さまざまな生活トピックを自ら進める力はずいぶんついてきました。
とはいえ、きっかけとなる言葉かけはまだ必要です。「次は何をする?」など。
(ここでも具体的に「◯◯するよ」などの言葉かけはせず、お子さんに考えてもらうようにしています。)
まわりの動きなどから「そろそろごはんの準備だな」ときっかけをつかむことができるようにはなってきているので、次はどうやって自分できっかけをつかむか。
それは時間の意識かなぁと思っています。
お子さん、時計は読めても、それを生活のきっかけにはしている様子はありません…
何のために時計を見るのか、どんなときに時計を見るといいか、このようなことも含めて、時間の意識を高めていきたいと思っています。