Diary
パートナーのつぶやき…どんなふうに見えている?
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真はOleaの近くの平和の森公園を通室生と一緒に歩いていたときにみつけた蓮の花。
まだまだつぼみがたくさん!ポコポコ咲きそうです。
竹内が「写真撮りたいなぁ」とスマホを取り出すと、フレームインして自分も写ろうとする通室生。
カメラチェックをして、フレームインしていることを確認して満足な表情。
「花だけで撮ってもいい?」と聞くと「いいけど…暑いから早くね!」と…
「じゃあ、撮ってもらっていいかな?」とスマホを渡すと撮ってくれました。
ズームすることもお手のもののお子さんですが、葉っぱの緑が印象的なんでしょうね。
きっとわたしが撮ったら、花を中心に撮ってしまっていたかも…
でも、確かに葉っぱの緑、強烈ですね!蓮の花ではなく蓮なんですね!
お子さんの見ている世界。
カメラはそれをのぞくヒントになります。
(お子さんがカメラの操作方法を知る必要はありますが、いつの間にか使いこなしているお子さん、多いですよね?)
アートとしても評価されることもあるでしょう。
Oleaではお子さんの観察ポイントのひとつにもなります。
お子さんの視野の範囲がわかることも…
カメラだけでなく、視野の広さやお子さんそれぞれの見やすさなども他の方法で確認しながらレッスンをしています。
大きければ…1つだけなら…近づければ…ど真ん中に置けば…
必ず注目できるというわけではないのですよね…
大きさ、数、距離、位置…お子さんのベストを探ります。
(視力だけではなく、体の動きにも見えやすさは関係していると思います。)
お子さんにとって適切な提示の仕方をすれば、「見て!」と言葉かけしなくても注目できます。
見え方にこだわると、まなびの質も集中力もあげていくことができます。
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パートナーのつぶやき…お子さんからの発信にレシーブする
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
昨日は『まなび方をまなぶ』話をしました。
今日は『まなびを支える』という話をしたいと思います。
お子さんが、本物の体験から試行錯誤する場面を整える。
パートナーが大切にしていることは、「待って」と言わないこと。
マンツーマンレッスンだからできることではあるのですが。
お子さんからの視線、発声、発話、ジェスチャーなどなどの発信があったら、すぐに受け止め、反応します。
反応は言葉だけではありません。
表情、うなずき、タッピングなどなど、その時々の状況に合わせて、レシーブします。
すると、お子さんにも安心感が生まれます。
通室をはじめた頃に、環境の変化に戸惑うお子さんはいます…それは仕方のないこと。
でも、次第に3時間~9時間半(宿泊プログラムならば30時間以上!)のレッスン時間、ずっと安心して過ごせるようになってきます。
専門的な言葉で言うと、快の情動を保ち続けることができているのです。(常に笑っているわけではなく、嫌な状況はないということ)
大学院で、快の情動を育むこと、快の情動を表出すること、快の情動を保つことが大切であることをまなびました。
そのときに、同僚の教員が「不快の方がわかりやすいのではないか、不快を快にする方法を身につけた方がいいのでは?」と言っていて、うーん…と考えてしまいました。
確かに学校では、集団というものがあって、それと自分の行動がうまくマッチしないと不快な情動が生まれてしまいます。
その不快の情動の中では、まなびは生まれるか…
想像してみてください。めちゃくちゃ怒っているときに、新聞の社説を読んで理解することはできますか?
わたしはNOです。
やはり気持ちが整っているときではないと、入力は難しいのです。
それが、快の情動を保つ意味だと、今では理解しています。
とはいえ、ご家庭でお子さんからの発信にすべてレシーブするのは難しい…それはそうだと思います。
週に1回でもOleaのレッスンでパートナーのレシーブを受け続けると、お子さんの行動や心理的な落ち着き、さらにはまなびの意欲が高まっています。
ご家族のみなさまにも実感いただいています。
マンツーマンレッスンだからできること。じっくり丁寧に向き合います。
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パートナーのつぶやき…Oleaでまなび方をまなぶ
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
昨日のホームページへの投稿、たくさんの方に見ていただけたようでうれしいです。
今日は、Oleaで、お子さんたちがどんな『まなび方』をしているか、ご紹介したいと思います。
とある展示会にOleaのことを出品するにあたり、再度まとめてみました。
◯体験からまなぶ
子どもが自分で考え、手を使い、体を動かすことを重視しています。
自分の五感でできごとに触れることで、創造力や表現力等、認知の基礎を築きます。
◯本物からまなぶ
実生活で必ず起こるできごとを教育プログラムの題材にしています。
そうすることで、子どもたちは経験をもとに、自分から主体的に取り組めるようになっていきます。
◯試行錯誤からまなぶ
つくりたいものややりたいことを自分で決めたり、どうやってやるか考えたりする場面をつくっています。
子どもたちは、自分の「できる」をフル活用して、新たな「できる」を増やしていきます。
わたしの教員時代を振り返り…
なるべく本当の世界に近づけるために、疑似体験、ロールプレイの設定を考え込んでいました。
でも、本物にはかなわない…そんな思いをずっと感じていました。
Oleaでは、ひとりひとりのお子さんに合った本物をすぐに提供できます。
『2×3』は???でも、
ウインナーひとり2本ずつで3人いるから…6本だね!
ということはわかるようになるのです。
このような実体験がともなうと、『2×3=6』ということの紙の上での理解も進んでいきます。
お子さんが、『なんだぁ、そういうこと言ってたんだ~』と思えることが大事かと思います。
これは、認知学習を進めるにも効果的!そして認知力アップへの近道です。
学校でも使える力が身につきます。
しかも、このような考え方を覚えると、他の場面でも応用しようとしはじめます。
ホンモノノチカラ。
本物の体験の中で試行錯誤する…
お子さんにまなび方や考え方の基礎をつけていきませんか?
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パートナーのつぶやき…『できる』を獲得する瞬間
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
先日のレッスンでのこと。
パートナーが「今日はコップを洗ってくれるのかな?」とさりげなく言うと…
お子さん「えっ?箸だよ」と、さらりと言ってシンクへ。
はじめは自分の箸だけ洗おうとしたようですが…
すかさず、パートナー「その赤い箸も洗ってほしいなぁ」と言うと「いいよー」と。
楽しくなってきたようで、次々と食器を洗い始めました。
自分のつかった食器をシンクまで運ぶことは定着してきたお子さん。
洗い物には、まだ興味がなく、どちらかと言うと…面倒くさい…
と、いった状況だったのですが…
なんと、この日、最後まで、洗いきったのです!
食器をひとつふたつ洗うことは経験していましたが、全部洗いきったのははじめてのこと。
とても丁寧に洗えていたので洗い直しなしでした! 水切りマットにお子さんが置いたものを、
パートナーが拭くという、うれしい連係プレーも!
パートナー「どのくらい洗ったか写真を撮ろう!」とカメラを構えると、
「あたしが撮る!」とお子さんが撮影。
その後の会話…
パートナー:「全部洗ってすごいね!」
お子さん:「えっ?」(眉間にしわ…)
パートナー:「普通ってこと?」
お子さん:「そうだよ!普通だよ!」(あはは~)
不要な賞賛だったようです…
お子さんが、何かできるようになるとき。 こういうリアクションが多いです。
えっ?前からやり方知ってますけど…みたいな。
特別なことが特別ではなくなる瞬間。
『できる』を獲得する瞬間。
生活スキルが身についた瞬間です。
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パートナーのつぶやき…アセスメントをくらす力に生かす
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
昨日、今年漬けた梅を干しました。
梅干しも梅酢もお子さんたちとの食事にこっそり登場させていきます!
ちなみに、梅酢はマヨサラダに必須です!
どうやら、お子さんも、そのうまみがわかってきたようで…
先日サラダをつくっていたら、「あれ入れないの?」と言っていました。
さて、先日、通室生が発達検査を受けたとのことで、結果を拝見しました。
ご家族が、結果の数値を見ると…ざわざわしてしまうのは、とってもよくわかります。
でも、フォーマルアセスメントを実施する意味は、数値化することだけではないと思っています。
わたしも大学院ではいろいろなアセスメントについてまなびました。(認知検査だけでなく、聴覚や視覚のアセスメントも)
アセスメントには、実施のルールがあるので、そのルールに沿って進めることになります。
慣れない環境で、慣れない人と(場合によっては、聞き慣れない質問で…)課題に取り組む…
想像するだけで、お子さんはドキドキしてしまう状況ですよね。
そのような中、がんばったお子さんの結果。どう見ていくか…そこが重要です。
例えば、どのくらいの時間、がんばれたかな?(集中力)
慣れない状況でも、できたことは何かな?(本物の力)
難しかったのは何かな?(普段のレッスンで確認してみることまたはこれから学んでいくこと)などなど。
その他、どんな考え方が得意かな?ということも読みとることができます。
Oleaでは、このようなことを読みとり、くらす力を育むヒントを探します。
あくまで、どのようにくらしに生かしていくかということを考えます。
アセスメントをとったのだけど…どう読みとったらいいかわからない…
うちの子、何が得意なの? などなど。
一緒に、その結果をひもといてみませんか?
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