Diary
パートナーのつぶやき…環境に優しく食べる
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真は、野菜たっぷりカレー炒め丼、大根のきんぴら、わかめとお麩のみそ汁です。
手を使って、食べ物を口に運びがちなお子さんに、丼メニューで練習をしていた頃の食事です。
スプーンに乗せる量を調整したり、口を一度閉じてからスプーンを抜くようにしたり…いろいろ練習しました。
スプーンにうまく乗れば、そして焦らなければ、上手に食べることができます。
お子さんが好きな味の時には、食べ方の練習をする好機です!
さて、環境に優しく食べること。
『3R(Reduce・Reuse・Recycle)政策』を気にしながら、食べものを大切にする心を身につけることを目指すそうです。
Oleaの考える環境に優しく食べること。
◯食べものを大切にする
料理を通して、食材の扱い方を知る。(優しく・丁寧に)
農業体験や流通場面の見学を通して、食材への興味を高める。
◯なるべくこぼさない
食べ方を整え、なるべくこぼさないようにする。
こぼしてしまったら、自分で処理する力をつける。
◯残さない
いろいろな食材を食べられるようになる。
自分の食べられる量を知る。
環境に優しくということを意識しなくても、料理や食べ方・食事マナーなどの習得をとおして、自然と身につく考え方だと思います。
お問い合わせ → Contact
体験レッスン → Trial Lesson
パートナーのつぶやき…楽しく食べる
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真は、なすのみそ炒め、きゅうりのサラダ、キャベツのごま塩和え、わかめとお麩のすまし汁、ごはんです。
この日の通室生。1年前ならば、みそ炒めの中の豚肉、すまし汁、ごはんを食べるので精一杯。
今では、すべて食べています!
何が起こったのか…
◯みんなで「いただきます」「ごちそうさま」ができるようになった
◯食への興味が高まった
この2つが大きな要因だと思っています。
ご家庭では、テーブルに並んだ品から、自分が食べられそうなものを食べ、いつのまにか食事が終わっているということが多かったそうです。
Oleaでは、まずは好きなもの(ごはん・魚)を、パートナーと時をともにしながら食べることを目標としました。
食べる直前に配膳して、食材の名称を聞いたりしながら、パートナーがリードするかたちで「いただきます」をするようにしました。
食べ終わりもはじめの頃は時計を使ったりしましたが、誰と食べているかを知ってほしいので、みんなのお茶がなくなったら「ごちそうさま」というルールにしました。
これを繰り返すうちに、ご家庭でも、みんなで食卓を囲むことができるようになったそうです。
Oleaで自分の手がけた食材が食卓にならんでいると、「キャベツ、ちぎったね」などの会話も生まれます。
ちぎったキャベツがおかずのひとつになっていることが、チャレンジしてみようかなぁという意欲にもつながります。
それがどんどん食への興味に広がっています。
料理への参加は効果的です。
ご家庭でも、ごはんの支度が始まると様子を見にきて、自分ができることは何かなぁと考えている様子が見られるようになったそうです。
食事は体をつくるだけではなく、心も育てます。
『食卓を囲む』という文化をお子さんたちにも味わってほしいです。
お問い合わせ → Contact
体験レッスン → Trial Lesson
パートナーのつぶやき…健康に食べる
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
写真は、お子さんとつくったナポリタンスパゲッティ、きゅうりとトマトのサラダ、おくらのみそ汁です。
こんなに大きく切ったピーマンが食べられるようになったとは…すごいです。
さて、今日は『健康に食べる力』というお話。
「栄養学などの科学的根拠に基づいた栄養補給が必要」と言われています。
毎食、バランスを考えて…ということは、なかなか難しいですよね。
そこで、Oleaも取り入れているのが、『食事バランスガイド』(農林水産省のホームページに載っています)
1日の食事量の目安をチェックし、それに合うようにバランスを考えていきます。
これの良いところは、1日の食事量の目安はあれど、大雑把に考えて良いこと!
コマのイラストがとてもわかりやすいので、お子さんたちが食事バランスを考えるのにも有効です。
しかも、このコマは3・4日〜1週間程度でバランスをとればいいのです!
気楽にできそうではないですか!
Oleaでは、通室しはじめのお子さんには、その日の食事バランスがどのようになっていたかを表でお示しします。
おおよそのご家庭での食事の内容を伺い、なるべく足りなさそうな料理区分を献立には入れるようにしています。
足りなさそうな料理区分…『副菜』=野菜…
なので、主菜にいろんな野菜を入れたり、副菜のみそ汁にいろんな具材を入れたり、工夫します。
冒頭の写真でも、8種類の野菜や海藻を入れています。(いつもより少ないくらい…)
お子さんたちが、この食事バランスガイドを使って、献立を立てられるようになるとそれはすばらしい!
でも、その前に感覚的にも理解してほしいです。
Oleaの食事は、基本的に写真のような麺類パターンと、ランチプレート(仕切り皿)をつかった一汁三菜パターン。
器をイメージして、何を入れるかという考え方が最近できるようになってきたお子さんがいます。
例えば…ランチプレートを思い浮かべて、一番広いところはチキンソテー、2番目はサラダ、3番目はおひたし。あとは、みそ汁とごはん。というように…
これは、将来的に、中食(惣菜など)を利用するときにも生かせる力だと思っています。
全部つくるのは大変だから…でも、お皿は埋めたいなぁ…おひたしは買っちゃおう!と考えられたら最高です!
いろいろ食べることができるお子さんは、食べることができる食材や味をさらに増やしたり、食べる量を調整します。
食べることが難しいお子さんは、少しずつコマが大きくなるようにチャレンジの機会を設けます。
好きな味つけにすると、苦手だと思っていたものも少しずつ食べることができるようになったりします。
お子さんの好きな味や食感を見つけるとお子さんの食が広がっていきます。
お問い合わせ → Contact
体験レッスン → Trial Lesson
パートナーのつぶやき…食べるって、どういうこと…?
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
Visionのページでも書いていますが、食育アドバイザー、上級食育アドバイザーの資格がありまして…
そもそも食べることもつくることも大好きなので、興味があった資格でした。
勉強していくうちに、目から鱗なことにいくつも遭遇。
本当に『食べること』って大事ですね。
その大切さを知ってほしいという思いで、Instagramでは「お子さんとつくる、あの日のメニュー」をお届け中です。
どれも通室生と一緒につくっています!
是非、ご覧ください。
食育という言葉。
耳にすることも増えていると思います。
食育では3つの力を育むことを目指します。
◯健康に食べる力
栄養学など科学的根拠に基づいた豊富な栄養補給をする
◯楽しく食べる力
体づくりだけではなく心も育てる
◯環境に優しく食べる力
食べものを大切にする
これらは、Oleaが食事にこだわる理由でもあります。
食『を』育み、食『が』育み、食『で』育む…
わたしは、そんなふうに考えています。
明日から食育でつけたい力を1つずつ、レッスンやお子さんの様子を盛り込みつつお話ししていきます。
お問い合わせ → Contact
体験レッスン → Trial Lesson
パートナーのつぶやき…学習のすすめ方
みなさん、こんにちは。
くらしのまなび舎Oleaの竹内です。
夏休みは宿題がありますか?
宿題…困ったなぁ…といったお声もちらほら。
もしよかったら…Oleaがお手伝いします!お問い合わせくださいね。
わたしが特別支援学校の教員をしていた頃のお話。
夏休みの宿題は、小学部のどの学年でも3つのことに取り組むことを提案していました。
①手伝いをしよう
生活への興味を高めるチャンス!
(昨日の投稿参照→パートナーのつぶやき…お手伝いってすごい)
②たくさん体を動かそう
夏休みが終わると…体力が落ちてしまった…というお子さんも…
朝夕のちょっと涼しい時間に外に出るのも生活リズムを整えるのにおすすめ!
③音読をしよう
見る・聞く・話すの基礎づくり!
(note→お子さんと音読)
どれも今のOleaでも大事にしていることです。
思い出話をしたかったわけではなく…
いわゆる『プリント学習』を安易に宿題に出したくなかった理由があります。
これは今のOleaの学習のすすめ方と同じです。
プリント学習だけでなく、具体的な操作を必要とするものも、教材すべてがコミュニケーションツールだと考えているからです。
特にまなびはじめは、まなび方をまなぶ大事な時期です。
だからこそ、その大切な時間が時間潰しになってしまったらもったいない。
お子さんに向き合い、ひとつひとつやりとりしながら大切に進めたい。
これが相手への意識をはじめ、コミュニケーションの基礎をも育みます。
その中で、まなびのルールやまなび方を習得し、その後のまなぶ意欲・好奇心・探究心につなげていきたい。
『もっと知りたい』『もっとやりたい』気持ちに備え、どうしたらそれを実現できるかという考える力を育んでいきたい。
そのときが来るまでは、パートナーがまなびのリードをしています。
なので、家庭学習をするときには、ご家族にリード(やりとり)の仕方を実際にみてもらい、実践していただいています。(教員時代も同様でした)
どんなふうにしているかは…直接、見ていただけたらと思います!
お問い合わせ → Contact
体験レッスン → Trial Lesson